はじめに FXアービトラージとは
ポイ活が大好きな筆者ですが、特に大きな金額の案件を探しています。
今回FXアービトラージで良さそうなものを見つけたので紹介します。
アービトラージとは日本語で裁定取引で、割高なあるものを売り、類似した割安なものを買い、その差額で儲けるという手法を指します。
色んなやり方がありますが、今回紹介するのはFXで非常によく知られた方法で、業者間で異なるスワップポイントに注目したものです。
今回の情報は全て2023/07/13時点のものとなります。
LIGHT FXとSBI証券で取引
使うのはトレイダーズ証券が運営するLIGHT FXと、SBI証券内にあるFX機能です。
SBI証券でドル円ショート(売り)
の戦略を考えています。
FXスワップアービトラージで重要なのは
・スワップポイント
の2つです。
まずLIGHT FXを確認します。
ドル円のスプレッドは0.18銭(LIGHT モード)
スワップポイントは +250円 / -250円(1万通貨あたり)
となっています。
次にSBI証券を見ると、
ドル円のスプレッドは0.18銭
スワップポイントは+206円 / -210円(1万通貨あたり)
でした。
必要資金、予想利益
LIGHT FXで1万ドルを買い、SBI証券で1万ドルを売る場合を考えます。
まず証拠金倍率は最大25倍なので、取引金額の 1/25 が必要になります。
しかしギリギリだとどちらかがすぐに証拠金不足となってしまうので、少し余裕を見て1/20 の資金を入れるとします。
その場合、ドル円が約140円なので、1社あたり140万円 ÷ 20=7万円が必要、2社合わせて14万円が必要資金となります。
スプレッドはどちらも0.18銭(=0.0018円/ドル)なので、1万 × 0.0018 × 2=36円が売買コストとなります。
スワップポイントの差は 250円ー210円=40円 で、土日を含めて毎日この金額がもらえます。
この通りに行けば、もらえる金額は40 × 日数ー36円となります。
問題点
仮に上記の計算で1年間運用できた場合、40 × 365ー36=14,564円の利益が見込めます。証拠金を14万円とした場合、年利10.4%という超高利率となります。
しかも両建てをしているので為替リスクはありません。
金融リテラシーが高い人なら詐欺だと思うでしょう。
ではこの計算の何かがおかしいということになります。
一体なんでしょう。
答えはLIGHT FXのスワップが高すぎるというところです。
おそらく長くは続かないでしょう。1ヶ月もてば十分かなという気がします。
興味がある方は1日でも早く始めることをお勧めします。
その他の注意点として、LIGHT FXのLIGHTモードは文字通り小口投資家を対象としており、建玉は最大で300Lot(300万ドル)となっています。
とはいえこのアービトラージで300万ドルやろうとすると4200万円必要となるので、普通の人は気にすることはありません。
まとめ
・LIGHT FXとSBI証券を使い、米ドル両建てがおすすめ
・うまくいけば年利10%も
・すぐに利ザヤは消滅すると思われるのでお早めに
私は全て自分で探しているので、これがベストな組み合わせかは分かりません。
こういうのまとめて教えてくれるTwitterとかあればぜひフォローしたいのですが、どなたかご存知ないですかね。
コメント