為替が大揺れ 両建て戦略にも打撃

株価の値動きが非常に激しくなっています。

日経平均は昨日(2024年8月5日)が過去最大の下げ幅、一転して本日は過去最大の上げ幅になりました。

 【プライム】日経平均株価の終値は前日比3217円04銭高の3万4675円46銭、東証株価指数(TOPIX)は207.06ポイント高の2434.21と、ともに4営業日ぶりの急上昇。為替相場が円安方向に振れる中、前日までの急落の反動で全面高となった。日経平均は算出開始以来最大の上昇幅を記録した。(了)

Yahoo!ファイナンスHP 時事通信

 

為替も値動きが大きく、ドル円は7月11日に161.70円まで円安が進みましたが、昨日は一時141円台をつけ、本日は一時146円台まで戻しています。

 

私は余剰資金をFXの両建てに使っており、売り買いのスワップ差で利益を得るというトレードを行っています

 

両建てしているので、為替の動きは直接影響しません。どっちに転んでも損をしない戦略です。

…と思っていたのですが、この値動きの荒さで思いがけない損をしました。

 

基本的に両建ては異なるFX口座で行うのですが、必ずどちらかが含み損になってしまいます。

ロスカットされないよう、証拠金維持率は150%を下回らないように資金を入れるようにしています。

 

ほとんどの通貨で25倍までの取引ができるので、25 ÷ 150%=16.7倍のレバレッジをかけています。

 

はじめのうちは含み損の口座に入金し、含み益が出ている方の口座から出金していたのですが、あるところから含み益の口座からも出金できないことに気づきました。

というのも、入金した証拠金は引き出せるのですが、含み益はそこに現金があるわけではないため、引き出しができないのです。

なので引き出すためには一旦利確して、再度同じロットを立て直す必要があります。

こうすると往復のスプレッドを支払うことになります。

 

さらに相場が荒れている時には、スプレッドが平常時の数倍〜10倍以上に開くこともあり、想定外の損失になることもあります。

 

現在取引しているLIGHT FX、GMOクリック証券、IG証券、DMM FX、セントラル短資、トライオートのうち、トライオートがすぐにスプレッドを大きくします

 

ユーロ円の買いスプレッドが大きいため使っていますが、両建てに使ってはいけない口座でした。

相場が落ち着くまで耐えて、スプレッドが戻ったら撤退しようと思います。

 

そうこうしている間に資金が底をつき、触らないようにしていた定期預金(生活防衛資金)も解約してしまいました。

 

執筆時点では少し落ち着きを取り戻しましたが、もう一度荒れるといよいよ資金がショートします。

大きなスプレッドで投げるのだけは避けるべく、もう少し様子見します。

 

 

その他スワップの現状について。

私が保有している通貨ペアは以下の通り。

 

💰USD/CHF

当初40円ほど取れていたスワップは現在16円まで減少。

証拠金が維持できなくなったため、一部LIGHT FXに逃したが、コストの回収は出来なさそう。

素直にポジションを縮小すればよかった。

 

💰EUR/JPY

思ったより長持ちしている。

ただ前述の通り、トライオートのスプレッドが大きすぎるため、平常化を待って縮小予定。

 

💰MXN/JPY

少額だが唯一うまくいっているペア。

GMOクリック証券のスワップがキャンペーン的に高くなっているので、それが終われば撤退予定。

 

💰CZK/JPY

昨年末から続けているペア。

昨日から利益がゼロに。マイナスになったら大人しく撤退。

 

💰TRYJPY

もはや大きな利益は取れないが、毎日2〜3円/万通貨ほど増やせている。

 

 

全ての投資、トレードに当てはまることですが、今回は欲を出しすぎたせいで失敗しました

少し物足りないくらいで丁度いい。スケベ心を出さないように気をつけます。

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