FIRE後の取り崩しは3.5%がおすすめ

はじめに 4%ルールのおさらい

資産の取り崩し方法として、いわゆる「4%ルール」というのがあります。

トリニティスタディをきっかけにして大いに議論されていますが、ざっくりいうと、

当初資産の4%(+インフレ分)を毎年取り崩しても、30年後も資産はほぼ枯渇しない

という理論です。

 

トリニティスタディについてはこちら↓

 

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私はすでにセミリタイア(コーストFIRE)生活に入っており、本格的に取り崩す時期が迫っています。

今回はより実践的に、安全に取り崩しができるように考えた方法をご紹介します。

 

 

取り崩し直後に暴落が来ると危険

資産の取り崩しでは、生きている内に枯渇してしまうのを避けなければいけません。

そして取り崩しで失敗するのは、取り崩し初期(おおよそ5年以内)に暴落が来るケースです。

初期に暴落が来ると必ず失敗するわけではなく、失敗するケースでは多くの場合暴落が初期に訪れるという意味です。

 

最終的に同じリターンになったとしても、いつ下落、上昇が来るかで資産の減り具合は大きく変わります。

これをシークエンス・オブ・リターン・リスク(Sequence of Return Risk)と言います。

 

 

株価最高値で取り崩し始めるという現実

シミュレーションでは取り崩す時期を可能な限り沢山抽出し、確率を検証しています。

ですが実際の生活では取り崩し時期はある程度限られます。

ほとんどの場合、長い上昇相場の途中で開始になるでしょう。

例えば1億円でFIREすると決めていた人が1億円に到達するのは、おそらく株価が最高値付近のはずです。

 

逆に下落局面から開始する人はまずいません。

少なくとも毎月コツコツ海外株式に積み立てていた人の中にはいないはずです。

 

ということは、シミュレーションよりも「取り崩し初期に暴落する」という失敗パターンに遭遇する確率は高いと考えられます。

 

 

3.5%ならいつ始めても大丈夫

取り崩す時期に偏りがあることを考えると、4%ルールではやや不安だと考えられます。

その後のアップデート研究によると、3.5%での取り崩し(株式比率75%)ならば、50年後でもほぼ100%枯渇しないようです。

 

FIRE 4%ルール (トリニティスタディ) について解説 50年後の資産は?
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ということは、

FIRE直後は3.5%で取り崩し、その後資産が15%増えたなら、当初の資産×4%に取り崩し額を変更する

という戦略が有効であると思います。

株価(資産)が15%上がれば、現在の資産×3.5%=当初の資産×4% となるため、失敗確率はゼロに近くなる

 

積み上げたものを崩していくのは心理的負担が大きいものです。

そのハードルを越えられるラインが3.5%、ここから始めてみましょう。

 

 

まとめ

・4%ルールは成功確率高い
・しかし初期の暴落が危険
・実際の取り崩しは最高値付近であることが多い
・それを考慮すると3.5%が良いと考えられる
・資産が上がってきたら4%に上方修正を

私の予定では、取り崩し開始は半年〜1年後。

今の株価なら9000×3.5%=315万円、毎月約26万円になります。

資産形成後の参考になれば幸いです。

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