電子書籍と紙媒体 論争

たろうです。

もともと読書が苦手でしたが、コロナ禍で自宅で読書をする機会が増えました。先日、そんな話をしていると友人と本をどうやって読むかについて議論になりました。

友人:紙媒体推し  VS  私:電子媒体推しです。

私は大学卒業時に、一人暮らしの部屋にあった200冊くらいの漫画と本を全てブックオフに持っていき紙媒体の本に、さよならをしました。以後、基本的には電子書籍を購入し、手術手技書やじっくり読みたい医学書は紙媒体というようにしています。

友人の紙媒体を推す意見としては、

①所有欲を満たせる

ズラっと並んだ本棚を見るのが壮観。

たしかに男子はカードやフィギュアなどコレクター欲がありますから、集める喜びはよくわかります。学生時代に「ジョジョの奇妙な冒険」で紫に染まった本棚が懐かしいです。

②前のページを振り返りやすい

紙媒体のですと、振り返って探す動作が速いメリットがありますよね。電子書籍では、スクロールバーを起動して、スクロールして、と検索までのステップが多いですよね。この点は、紙媒体に軍配が上がります。

③紙をめくる感覚やにおいが好き

④要らなくなった時に売値がつく

これらも電子媒体には叶えられない、現物の紙の特徴ですが、災害で破損、紛失するリスクを考慮すると、個人的には電子書籍がいいと考えます。そもそも所有欲を満たす目的で紙媒体で集めているものを売るな!と言いたいですが、情熱が冷めることはありますもんね。

私も以前は紙派だったので、紙媒体の良さはわかりますが、電子書籍にはそれを凌駕するメリットがあります。

電子書籍を推す理由は以下の3つです。

①どこでも読める携帯性

カバンにスマホかタブレットが有ればいつでも読めます。毎回読む本を本棚から出さなくていいのは便利です。

②場所を取らない

若手の医師はだいたい2-3年毎に転勤をします。その度に、沢山の医学書や趣味の本を運ぶのは大変ですから、電子書籍をメインにしています。これで引っ越し荷物の段ボールが1-2個減りますね(^^)

③内容の検索が速い

特に辞書的に使う医学書「今日の治療薬」については電子書籍の利便性はピカイチです。仕事中に知らない薬に出会った時、すぐ調べられますし、小児の投与量や腎機能障害時の投与量は全部は覚えられないので、暗記せずにその都度調べるようにしています。

今までは仕事中や学校の授業中にスマホをいじってたら「なにを遊んでいるんだ!」と怒られたかもしれませんが、スマホでなんでもできる時代、業務や学習の効率化もスマホでどんどんしていきたいですね。

次回は私が使っている「M2PLUS lancher」という医学系電子書籍サービスについてお話しします。

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