シンプルETFでパッシブ投資 読書感想 byたろう

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こんにちはGWはイチゴ狩りに行ってきました。コロナ禍で、手袋をしてのイチゴ狩りでしたが、美味しいイチゴをたくさんいただきました。

さて今回は、以下の書籍でETF投資について、もう一度勉強していこうと思います。

はじめに

この本もETFを用いた長期投資を指南する内容になっています。

前回の本は、アセットアロケーションについての解説が主で、結論として株式インデックスファンドを推していました。こちらの書籍は株式投資のうちインデックス投資に注目して、値動きの理論と早く投資を始めて長期保有するメリットがわかりやすい例えを用いて説明されていました。

効率的市場仮説
 業績や不祥事などのすべてのグッドニュース、バッドニュースは素早く株価に反映されるという考え方で、未来のニュースが予測できないので未来の株価も予想できない(ランダムウォークする)という理論のこと。
ボラティリティ(値動きの大きさ)
ニュースを海の波に例えると、個別株は小船で小さなニュースで大きく動いてしまう、場合によっては転覆(倒産)することもある。日経平均やS&P500指数など分散されたインデックスは巨大タンカーで大きな波でもなければ大きな値動きはしない。
分散投資していれば、小さな波は気にしなくていい。仮に、大きな波で下落しても、分散投資をしていれば、景気循環で再度いい波がくるはずなので、下落時に買い増しをすればよい。
割引現在価値
コンサートチケットの前売り券が800円、当日券が1000円という値段設定はよく目にします。前売り券が安いのは、自分や主催者側のトラブルでコンサートが中止になったりいけなくなったりするリスクがあるし、800円をコンサート当日まで運用すれば利息を得られる可能性があるからです。
長期間お金を株式投資にさらしていると、複利効果が大きく働き、大きな利益を産みます。投資を早く始めるべきというのは、将来きっと値上がりするから、安い今のうちに前売り券を買っておこうという考え方です。
(私は若いうちから投資を始めることは社会勉強にもなると思っています。)
プロスペクト理論

金曜日の仕事終わり、1杯目のビールは格別美味しいです。確かに一杯目のビールは美味しいですが、3杯目ともなると当初の喜びはだいぶ薄れますよね。

人は参照点から少し変化すると、損失や利益を過大評価する傾向がありますが、ものすごく得が多くても喜びは少なく感じる傾向があります。投資でも少し利益が出ただけですぐ利確してしまうのは、このプロスペクト理論で説明できます。

お金持ちは幸せか?
人はお金持ちになっても利己的な使い方、生活をしては幸福にはなれず、
他人と関わり、他人を思いやり、お金、労力を人のために使うことで幸福度が上がるといわれています。

まとめ

日常生活で遭遇する例を挙げて、投資や行動経済学用語が説明されていて大変わかりやすかったです。
結論としては株式インデックス投資を長期間行うことが正解!という内容で、効率的市場仮説を信じるなら、投資初心者がファンダメンタル、テクニカル分析をして世界中のベテラン投資家に勝つのは難しいと考えさせられる内容でした。個別株比率を減らしていこうかな。

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