はじめに 確定申告がようやく終了
毎年の憂鬱な季節、確定申告シーズンがやってまいりました。
確定申告はおそらく10回目くらいなのですが、毎年この嫌な気持ちを味わっている木がします。
今回申告する中で、新しくなったことや、悩んだことをざっと書いていきます。
e-Taxがもっと簡単に
初めてe-Taxで申告しました。去年まではマイナンバーカードを持っていてもPCからの申告は非常に難解で、紙を印刷して税務署まで持って行ってました。
今年はスマホとの連携が非常にスムーズで、何の苦労もなくe-Tax申請が出来ました。
以前カードリーダーを買って挑戦しましたが、結局一度も使うことなくゴミ箱行きとなりました。
外国税額控除に挑戦
去年は米国ETFの配当をそのまま放置していて、勿体無いことをしていました。
今回こそはと思い、ネットで調べつつ、なんとか枠を埋めました。
やってわかったのは、詳しく教えてくれるサイトがほぼなかったということです。
唯一wealth naviのサイトが役に立ちました。
上記のサイトを見ながら、頑張って全部手入力をしました。
その後出来上がった申告書を見ると、控除額が0になっていました。
当初原因がわかりませんでしたが、「調整国外所得金額」に配当の総額を入力したところ、やっと金額が表示されました。
多分間違っていないのですが、あまり自信がありません。
日付とかもよくわかんないので、取引報告書の「配当金等支払日」と、「国内支払日」を入力しときました。
一応1.4万円が戻ってくるようです。ありがたい。
データの自動入力は今回も出来ず
ふるさと納税や特定口座、源泉徴収票など自動入力ができるようですが、やり方がわからず手入力しました。
私はなぜか一般口座で取引していたので(今年から特定口座に変更)、それも煩雑になった要因です。
売却益や配当の入力に大苦戦
メイン口座のSBI証券、楽天証券ともに一般口座でやっていたため、ひとつひとつの入力に本当に苦労しました。
そもそもSBI証券からのデータが一部入手できずに苦労し、それだけで2時間以上かかりました。
楽天証券は一般口座でも取引履歴がかなり見やすいのですが、SBI証券は取引報告書を一件ずつ開いて入力して、を繰り返しました。
数時間かけてデータを集めた後、ようやく入力に移ります。
配当はexcelファイルで入力し、それを確定申告フォームにアップロードするというやり方です。
ここで「支払い通知書の種類」「外貨建資産割合」「非株式割合」「配当等の種類」の入力が分かりませんでした。
ただどう調べても載ってないし、配当・分配金の報告書は見当たらなかったので、
「外貨建資産割合」→1 記載なし
「非株式割合」→1 記載なし
「配当等の種類」→4 配当控除(税額控除)の対象とならない配当等
と入力し、納税が過小とならないように気をつけました。
ちなみに海外の配当金は損益通算には使えますが、配当控除の対象外です。
ところが配当金の入力で海外REITの2515を楽天証券の記録通りに入力すると、「住民税額が大きすぎます」と跳ねられてしまいました。
結局原因がわからず、エラーが出ない範囲で住民税額を少なく入力しました。
正しくはないのですが、税金が増える方に変えたのでお咎めはないでしょう。
売却日、損益はまだ入手できたのですが、買い付けの日付や取得額はとても全部取りに行けないし、何回にも分けて買っているので、売却損益が変わらないように、一番最後の買付日を入力しました。
来年からはもっと簡単になりそう
苦戦しながらも何とか提出し終えました。約10万円が還付される予定です。申告ミスがなければ。
来年以降は特定口座の売買がメインになるし、米国株もやめたので、外国税額控除の申請も来年は必要ありません。
現在保有しているものは一般口座なので、まだ手間はかかりますが、今年よりはだいぶマシになりそう。
でも今年はFX売買が多いので、それはどうしても手間がかかりそうです。今からゲンナリ🤮
また来年報告します。
まとめ
・初のe-Tax申請
・一般口座のため取引履歴集めに大苦戦
・海外株の配当の分類がわからん
・外国税額控除の情報がほぼ皆無
・来年はマシになりそう
外国株、特に米国ETFを買っている人は非常に多いと思います。
ただ外国税額控除について、やり方がここまで載っていないということは、実際に申請している人はほとんどいないんだと分かりました。
個別株や特殊なETFを買う人以外は、国内商品一択だと思います。
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