還元率1.5%のカードが登場
住信SBI銀行NEOBANKから、新たなデビットカードが登場しました。
「V NEOBANKデビット+(Mastercard)」という名前です。
従来からデビットカードはありましたが、新しくなりなんと還元率が1.5%ということで、ポイ活界隈では大きく賑わっています。
しかも2025年3月中であれば、1万円以上の利用で1,500pもらえるキャンペーンも併用できます。
メインバンクをNOEBANKにしている方、あるいは変えられる方は間違いなくお得です。
しかし私は今のところこの流れには乗らないつもりです。
大きく3つの理由があります。
筆者がNEOBANKデビットを作らない理由
銀行口座を持っていないから
私はNEOBANK口座を持っていません。
またデビットカードを使うには、事前にある程度の金額を入れておく必要があります。
その負担を乗り越えるだけのメリットはないと判断しました。
金銭的なメリットも意外と低い?
一般的なクレカだと還元率は1%くらいです。
するとNEOデビとの差は0.5%となります。
NEOデビは物理カードがありませんから、使える場面が限られます。
仮に毎月5万円の支払いだと、クレカとの差は毎月250円、10万円でも500円です。
コンスタントに10万円使うならアリかも、というレベルです。
追記:
Pay系へのチャージも可能なので、
NEOデビ → JAL Pay → ANA Pay → Suicaで2.5%
などの戦略もあるようです。
クレカとデビットの違い
当然ながらデビットは即時決済で、クレカは翌月の支払いです。
クレカは買い物から支払いまでのラグがあり、ざっくり40日後くらいの支払いになります。
これを銀行預金に預けていたら、税引後0.32%の金利として、10万円なら毎月35円の利息がつきます。
これだとかなりしょぼいですが、これを株式で運用したとします。
年率3.7%=日利0.01%とすると、40日で0.4%、10万円なら400円のリターンが得られます。
先ほどの還元率の差がほぼ消えてしまいます。
クレカに支払う予定の金額を株式にぶち込むたぁかなりクレイジーですが、借金や税金の繰り延べというのは見た目以上のメリットがあることがわかります。
ポイ活は頭脳戦 上手に取捨選択を
ポイ活はうまく選ばないと、お金や時間がすぐになくなってしまいます。
そういう意味で今回のNEOデビは、人によってはお得かも、というポイ活リテラシーが試される良い案件だと思いました。
まとめ
・口座使用者にはおすすめでが、筆者は見送り
・金額的なメリットが小さい
・クレカなら借金の先送りができる
結局クレカは還元率が比較的マシな1個を選んで、変に使い分けないのが一番良さそうです。
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