Kindleのおすすめで出てきた、漫画+活字で著名投資家の生涯と投資戦略を解説しているシリーズを読んでみました。
ピーターリンチは1944年生まれのアメリカ人で2022年時点で78歳です。S&P500を大きくアウトパフォームするマゼランファンドを運用していた投資家です。
10倍株をテンバガーと呼んだもの彼が最初で、注目を浴びていない株を大化けするまで長期保有するという投資スタイルをしていました。
彼の銘柄探し、投資適格判断、銘柄のプレゼン方法について紹介します。
銘柄発掘の方法
アマチュア投資家がプロ投資家に勝る有利なポイントは、
自分の専門分野の、商品の強みや売れ行きなど生の情報を収集できることです。ミクロの視点で日々市場調査をしているというイメージでしょうか。私であれば医療や介護業界、自転車、健康食品、テレビゲームなどが興味があって趣味として情報収集ができる分野です。
他人の買い物を見ていると、自分の無関心の分野の情報も収集できるため、投資家としての視野を広げられます。
投資適格の判定
銘柄を見つけたら、その銘柄を6つの分類(バリュー、グロースなど)に分け、分類に対応するマイナスポイントがないかをチェックします。逆に成長の余地があるかも考える。
例えば保有銘柄の、JNJ ジョンソンエンドジョンソンは
優良株に分類され、高配当株であるが、成長性も小さくはない。また医療関連株であり、不況時に強いという特徴があります。低PERのタイミングで買い増しをしていく予定です。
プレゼン方法
ファンド内でのプレゼンは90秒で行われていたそうです。
90秒で伝えるためには事業がシンプルであることや、見つけたきっかけ、市場調査の結果、注目している事業の売り上げに占める割合など、的を絞って伝える必要があります。
私は個人投資家であり、投資先について他人に判断をしてもらうことはありませんが、
投資は「人気投票の一位を当てるゲーム」に例えられるくらいですから、他人に説明して共感してもらえる銘柄の方が勝率が高まると考えられます。
おまけ
最近、入院グッズレンタルのエランと、完全栄養食を販売し始めた日清に注目しています。需要があれば、個別銘柄のファンダメンタルズ分析をアップしてみようと思います。
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