真の資産額 〜売却後、課税後の資産を計算〜

今回は少しゆるいお話。

私は毎月資産を当ブログで公開しており、ネット上には同じように資産を公開している人が沢山います。

そのほとんど全員がリスク資産に投資しているのですが、私を含めみなさん時価評価額で資産を計算しています。

ですが実際には含み益が出ている資産は売却時に課税され、最終的に手にする資産はそれよりも少ないものになります。

最後まで売却せず、株式のまま保有して死んだとしても、相続の際には一旦売却したものとして課税されます。

 

「ウォール街のランダムウォーカー」によると、アメリカでは株式を相続する際には課税されないようです。

 

というわけで、「億り人」になった人でも、実際にはまだ億れていないというケースもありそうです。

 

私の場合は評価額と課税後の資産はどれほど違うのでしょうか。計算してみました。

 

まず執筆時点(2024/09/03)の評価額は6289万円でした。ここからどれだけ減るのでしょうか。

 

前提として、

💰課税口座の株式は20.315%を差し引く
💰NISA, iDeCoは全額非課税

とします。仮想通貨は雑所得でその他の所得などと合算されますが、少額なので今回は株式と同じとして扱います。

 

株式は712万円の含み益でした。

FXは150万円の含み益+今年の確定利益でした。

仮想通貨は買値が不明ですが、おそらく30万円ほどの含み益です。

 

さて、現在の納税金額は、(712 + 150 + 30) × 0.20315=181.2万円でした。

なので私の実際の資産は6289万円→6108万円だとわかります。

 

思ったよりも減らなかったので安心しました。

言い方を変えると、私は資産形成をほとんど入金で積み上げたのだとわかります。

 

なお今後は、

💰あと1-2年で取り崩しに入る(予定)
💰iDeCo, NISAの枠は毎年増える

という状況のため、近いうちに全てを非課税口座で運用できそうです。

含み益が溜まっている方は、一度計算してみてください。

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