はじめに オルカンに満足してますか?
当ブログを見にこられる方は、みなさん株式投資を行っている or 興味があるのどちらかだと思います。
そして株式投資といっても、デイトレから個別株長期投資、セクター別投資信託やオルカン永久保有まで、目的によってさまざまです。
私はオルカン(正確には「除く日本」)を中心に長期投資を行っていますが、もっと山っけを出した投資も全く否定しません。
オルカンは投資目的の通り、「平均点」を目指す投資であり、株にのめり込むほどオルカンがつまらなく感じるのが自然です。
ブログを作るほど株式投資が好きな私が、なぜオルカンで満足できるのか、今回考えてみます。
オルカンに満足する理由
過去大きな失敗をしたから
私はこれまで多くの投資、投機を経験してきて、それは下手くそなもんでした。
子供の頃から大人になってもうまくいかず、投資を知らなかった方が今の資産は増えていたかもしれません。
散々自己流でお金を失った私に、そっと手を差し伸べてくれたのがインデックス投資でした。
自分の力量を思い知ったからこそ、平均点のありがたさを心から実感できるようになりました。
資産形成の目処が立ってきたから
本格的な長期投資を始めた4年前(2020年夏〜秋)でも、いきなりオルカンには手を出しませんでした。
米国株や新興国株、日本の高配当株、NASDAQ100、レバレッジファンドなどなど、インデックス長期投資の中でより良いリターンを出そうとしました。
それでも相場の上昇に乗れて、かつ入金を積み重ねるうちに、ハイリスクなセクターや国に投資する必要性が薄くなっていきました。
なので2年くらい前からは、ハイテク株やレバレッジ商品などの買い付けもしなくなり、オルカンが自分にとって最良の商品となりました。
分散投資で下落の備えができたから
またモメンタム投資も2年ほど行ってきました。
これらはリターンの向上、下落相場での早めの損切りを目指した投資スタイルで、3ー4ヶ月ごとに米国株式、非米国全世界株式、米国長期債を乗り換えていく投資法です。
この投資法をやめた理由はいくつかありますが、
💰単純にリターンがオルカンに劣後した
💰新NISAの登場でバイアンドホールドの優位性が増した
💰下落を受け入れる準備ができた
などです。
特に米国長期債、ゴールド、仮想通貨に分散することで、株式が半分になっても、資産全体は1/3ほどの下落で済む(だろう)という自信が持てたことが大きいです。
なので株式はオルカンで十分、オルカンが最高と思えるようになりました。
オルカンが常に最善とは思っていない
私はオルカンで満足していますが、必ずしも万人に当てはまるものではないと思っています。
S&P500やNASDAQ100に集中投資する考えもありますし(少なくともこの30年はオルカンを上回った)、若い方ならレバレッジをかけて(レバレッジファンドや投資用ローン)ポジションを高めるのも「ライフサイクル投資法」的には正解です。
高配当株でFIREを達成するのも良いし、バリュエーションの安さから新興国を多めに持つのも良い。
私もまだNASDAQ100やレバレッジファンドを持っていますので、とてもオルカン信者にはなれていません。
いつの日か「解脱」してオルカンのみの株式投資を目指します。
まとめ
・自己流投資で失敗してきた
・資産形成が進んできて、責める必要がなくなってきた
・分散投資が握力を強くしてくれた
・米国ハイテク株投資も立派な投資法。人それぞれ
投資家の中にはいきなりオルカン、最後までオルカンの人も多くいると思うと、そのストイックぶりには本当に尊敬します。
配当金が出るオルカン(つみたて投資枠対象)があれば最高なんですけど、どこか出してくれないかな🤔
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