はじめに 株式相場は好調だが
2024年も株価は大きく上昇しました。
こちらはS&P500の東証ETF 2558ですが、過去5年で2.55倍、コロナショックの安値からは3.6倍に上昇しています。
米国株式中心に運用している人は、大きな資産増加になっていることでしょう。
そんな時だからこそ考えなければならない問題、それは暴落の備えです。
ブログ記事の紹介
たまたま見つけた記事が面白かったので紹介します。
英語で書かれてあって読みづらいのですが、簡単に説明します。
過去40年間の株式は絶好調。
でもそれは平均であって、長期停滞の時期もある。
積立投資は急騰が先に来ると、取り崩しは急落が初期に来るとパフォーマンスは劇的に悪くなる。
(これを「2フィートの深さでも溺れる」と表現)
伝統的な60/40ポートフォリオでは、1980年代にドローダウン-45.6%、20年経っても資産は増えなかった期間がある↓
株式の「offense only」では備えが不十分。
株、債券、ゴールド、現金4等分のポートフォリオを紹介↓

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株、債券、ゴールドをリバランスすることで、株式以上のリターンが可能に↓
コモディティを混ぜることでさらにインフレ、不況時の備えになる。
トレンドフォロー戦略でさらに良い結果に。
現金を持っておくことで、〇〇ショック時に買い増しできるとリターンの上振れになる。
とこんな感じの内容でした。
筆者の暴落対策
過去 モメンタム戦略
暴落にどう対処するかは、借金を返した2020年からずっと考えてきました。
最初はデュアルモメンタムを使って、暴落時に債券に逃げられるようにしようと考え、実行していました。
結局この手法は2年ほどで辞めてしまいます。
理由は2022年のドローダウンがキツくて続けられなかったこと、NISAの枠が増えたので長期投資がより魅力的になったからです。
現在 分散投資
現在ではアセットの分散で対応しています。
2024年末時点ではREIT, レバレッジ商品を含めた株式相当の資産が60%、ゴールド6.3%、仮想通貨2.5%、現金28%です。
株式を多くするほど下落がキツい一方で、株式を多くしないと取り崩しの失敗確率が上がってしまうデータもあります。

どこまで分散するかは人生観次第
世間で言われていることとは違うかもしれませんが、長期投資は所詮「運ゲー」です。
再現性などありません。
長期になるほどリスクは増大し、リターンは安定しないし、50-60年さかのぼっても、人生1回分の期間にしかなりません。

ウォール街のランダムウォーカーにある、長期でリターンが収束するかのようなグラフに騙されないでください。
仮想通貨は有力な分散先ですが、歴史が浅く検証はできません。
1970年代の地獄がやってくるかは時の運でしかなく、安全性を高めるほどリターンは下がってしまいます。
なので株式全ツッパも間違ってないし、暴落は人的資本でカバーする考えも良い備えだと思います。
私は資産取り崩しが間近に迫っているので、もう少し守りを意識しても良いかもしれません。
株式以外の分散先のメインはEDV(米国超長期債)で、ゴールドや仮想通貨を将来はもう少し増やそうと思います。
株式以外に分散していない方は、ぜひこの機会に債券、ゴールド、仮想通貨を検討してみてください。
まとめ
・株、ゴールド、債券、現金4等分を一例として紹介
・筆者は現在株式中心にEDV、ゴールド、仮想通貨に投資
・どこまで分散するかは人生観次第だが、他アセットへの分散はおすすめ
バックテストでの安全性ってあんまり当てにならないんですよね。
私のデュアルモメンタムも、レイダリオのAll weather portfolioも、2022年の株式債券暴落で終わってしまいました。
今は運ゲーにかけて株を保持ってます。
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