はじめに 車はとにかく金食い虫
資産形成においては、車は大きな障害というのはよく知られたところです。
ググって一番上に出てきたサイトによると、普通車の維持費は約52万~61万円、ここに車両価格を年間20万円とすると、72〜81万円。
ざっくり毎月6.5万円かかる計算になります。
今回は我が家の車事情を個別に計算し、どうするべきかを考えます。
車が手放せない理由
車が必要な理由は人によって違いますが、主にこんな理由でしょうか。
🚗田舎で車が必須(レンタカーやカーシェアもない)
🚗子供の送り迎えに必要
🚗子供が小さく移動に必須
(レンタカーにいちいちチャイルドシートつけられない)
🚗レジャーに使いたい
我が家は車がなくても一応生活できるエリアに住んでいますが、子供が小さいことと、バイトの幅が広がるため、現在も所有を続けています。
車にかかるコストを計算
購入(5年前)から現在まで
年間53.9万円=毎月4.5万円となりました。
まず車両価格を考えます。
2019年モデルのプリウス、走行4.5万kmに乗っているのですが、価格.comによると買取価格は6年落ち130 -160万円、4-5万キロ125 -150万円だそうです。
おそらく平均よりも状態は悪いと思うので、現時点での買取価格は100万円と仮定します。
5年前に総額203万円で購入したので、5年間で103万円の消費。年間20.6万円=毎月1.7万円使ったことになります。
次に維持費を考えます。
基本的に実績ベースで考えていますが、メンテナンス費用のみ適当です。
キズも凹みも直さずに使っているので、実際にはほとんどかかっていません。
この中では駐車場代が高いですね。地方なのに毎月1.4万円かかっています。
これからの5年間
今度はこれからかかるであろう5年間を想定します。
今回のテーマである、「今持っている車を手放すべきか」の判断材料になります。
11年落ちのプリウスは買取価格43.6~60万円だそうなので、厳しめに30万円とします。
すると5年で70万円の消費となります。
今年は引っ越しを考えており、駐車場代が安くなる見通しです。
毎月6〜7,000円、年間8万円と想定します。
そのほかは大体同じ、メンテナンス費用は平均の5万円で計算します。
すると年間39.9万円=毎月3.3万円となりました。
考察
車を買ったことは適切だったか
車を買ったこと自体は良かったと思います。
少ない回数ですが、バイトに使ったので金銭的なメリットもありました。
ただしプリウスである必要はなかった、もっと安い車で十分でした。

正直に言うと、若干見栄もありました。
車両価格はあと50万円は安くても良かったです。
駐車場代が高いのも改善可能でした。
遠くはなるけど月4,000円は削減できました。
総合的に、毎月4.5万円の価値は引き出せなかったと思います。
車は持ち続けるべきか
これからの5年間は毎月3.3万円と予想されるので、この金額との比較です。
これまでよりもバイトは多くなるので、車の金銭的価値は高くなります。
これははっきりと3.3万円の価値はあると思いますし、そのようにうまく使っていきたいです。
次の車を買うか
東京や大阪の中心部に住むことはないので、おそらく買うことになるでしょう。
また子供が大きくなると、車での移動が電車などに比べて相対的に有利になります。
仕事でどれだけ使うかは不透明ですが、車を使ったバイトはおそらく続けると思います。
ただ先述したように、高い車は買うつもりはありません。
実用性を考えてプロボックスなんていいんじゃないかと思っていますが、プライベートで使っている人どれだけいるのでしょうか…
まとめ
・これまでは年間54万円、これからは年間40万円の予想
・コスパには見合っていないが、持ってて後悔はしていない
・次に車を買う時は、もっと安いものにしたい
車を「持たない」ことが資産形成のブレーキになる、という新しい知見がありました。
面白かったのでぜひ。
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