目次
はじめに
医者をやっていると、どこからともなく不動産業者が湧いてきます。
病院への電話、学会先での待ち伏せ、ダイレクトメールなどなど
金を持ってて金融知識がなさそうな人達をターゲットとして考えると、医者を狙うのは理にかなっている気はします。
私も過去3回、営業を受けたことがあります。
テンプレのように同じ話しかしないし、なかなか帰してもらえないわで、すごく嫌な思い出です。
ただずっと不動産投資自体には興味はあります。
今回は私が不動産投資をやらない (やれない) 理由と、やるために必要な条件について書きます。
不動産投資をしない (できない) 理由
知識がない
結局これです。
建築のこと、関連法律について、契約のこと、立地の見極め、相場、銀行探し…
どれをとっても未経験のド素人です。
もちろん勉強すれば良いのでしょうが、必要にも駆られていないため、勉強する予定もありません。
1回の失敗のダメージが大きい
何事も経験しないとわからないのですが、不動産は経験するまでのハードルが非常に高いです。
株などペーパーアセットなら数百円〜数万円で始められますし、すぐに売り買いができます。
ところが不動産は安い物でも数百万しますし、2〜3000万は見ておかないといい候補にも出会えないと思います。
初めは色んなことを知らずに失敗するものですが、不動産は経験を得る前に致命傷を負いそうで踏み出せません。
ポートフォリオが崩れる
これも高い買い物というところからですが、一つ不動産を買ったら、自分の資産の大半がそれになってしまいます。
長期分散投資を是とする投資スタイルには向きません。
手数料が高い
売買に伴う税金、仲介手数料、契約書作成など…
物件代金の4〜5%くらいかかるらしいです。
米国株ですら、購入時手数料は為替手数料を考慮してもせいぜい0.7%程度で済みます。
日本株なら今や0円も珍しくありません。
もし不動産投資をやるなら
自宅購入
最も手っ取り早く、確実な方法です。
Yahoo!ニュースに面白い記事がありました。(現在は削除されています、ごめんなさい)
持ち家も不動産投資だが、
・空室リスク (持ち家の場合なし)
・ローン金利 (金利と共に、住宅ローン控除あり)
・入退去にかかる手間、コスト (持ち家の場合少ない)
などで、他人に貸す用の不動産よりも有利だと書かれています。
まだ今は住む場所が定まっておらず、また勤務先から家賃補助があるため、自宅購入の予定はありません。
資産が大きく増えたとき
例えば1億円あったら、10%を不動産投資に回すと言うのは悪くないと思います。
1000万円あればある程度の中古物件は探せそうですし、アセットバランスも崩れません。
ただ1億はだいぶ遠い話です…
まとめ
・不動産投資はやはり敷居が高い
・自宅購入という不動産投資はアリ
・富裕層の仲間入りしたら買うかも
まとめてみると改めて縁遠いものと感じました。
20年後とか子育て終わりそうなタイミングで、地元の中古マンションでも買うかなぁ
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