はじめに 国内に新たな債券ETFが誕生
当サイトでは債券の話題が多いですが、また気になるファンドが上場しました。
その名もグローバルX 超長期米国債 ETF(銘柄コード:180A)です。
今回はこちらのファンドを調べたいと思います。
その前に、銘柄コードの「A」って何?って思いませんでしたか?
これまで日本の証券コードは数字4ケタでしたが、2024年1月上場からはアルファベットがつくようになったそうです。
https://www.jpx.co.jp/sicc/code-pr/aocfb400000017c1-att/Leaflet.pdf
グローバルXとは
グローバルXという会社に、聞き馴染みがない方が多いと思います。
公式HPによると、
Global X Japan株式会社は、成長テーマ型、インカム型、コア型(ESG関連等)といった革新的なETFラインナップを揃える、日本で唯一のETF専門資産運用会社です。
とのことです。
元々2008年にニューヨークで設立された会社で、約80本のETFを販売し、400億ドルの資産があるらしいです。(Wikipediaより)
ちょっと尖ったETFを売っている会社、という認識で間違いなさそうです。
グローバルX 超長期米国債 ETF(180A)について
投資対象
さて本題のETFですが、HPのファンド概要に「残存期間が25年を超える米国国債への投資を目指します」とあります。
つまり満期までの期間が極端に長いファンドということです。
満期までの期間が長いほど、金利に対する影響は大きくなります。
以下全て、下記Youtubeの画像を転載
人気のある債券ファンドとして、AGG, BND, eMAXIS Slim先進国債券などがありますが、これらはデュレーションが6〜7年程度です。
なのでざっくり、これらの3〜4倍くらい値動きが激しいとお考えください。
純資産額
設定日が2024年4月8日と、できたてのファンドです。
そのため運用資産残高 3.52億円(2024/04/22)と、まだ非常に小さな額です。
信託報酬
信託報酬は0.1045%(税込)となっています。
類似のファンドよりも安いと謳っています。
実質コストはまだわかりませんが、隠れコストがせいぜい0.03%くらいじゃないかと踏んでいます。
NISA 成長投資枠対象
新NISAの成長投資枠対象なので、非課税運用ができます。
分配金
年4回の分配がされます。
投資対象としてはまだ様子見
結局このファンドはアリなのか、ナシなのか。
私はまだ「ナシ」だと思います。
国内市場で米国の超長期債を買えるのは非常に魅力的です。
現状日本で買える超長期債は良いものがありません。
2621は純資産、出来高ともに良いが為替ヘッジありなのでボツ。
2255は超長期債の先行ファンドで現状ではベスト。ただ出来高がまだ少なめ。
EDVを超えるファンドは国内にはまだなさそうです。
EDVについてはこちら↓
まとめ
・その名はグローバルX 超長期米国債 ETF(180A)
・ハイリスクで低コストが特徴
・ただ現状では規模が小さすぎ
・結局EDVがまだ最強
余談ですが、2256は国内版のAGGです。
本家AGGはNISA対象外ですが、2256はNISA成長投資枠の対象です。
ついに債券投資の最適解登場か!?
と思いきや、ほとんど売買されていませんでした。
本質的ではないところで、債券投資は難しいものです😫😫
コメント
ちょうど気になってる話でした!助かります。
リーマンショックの対策に長期米国債券(ETF)を買おうとしていますが、販売が少ないと商品が消えるリスクがあり、お勧めできないということでしょうか?(お金は戻ってきますよね。)
tltよりは良い気がしていて、悩んでいます。vgltとは同じくらいですかね。
コメントありがとうございます。
確かに純資産が少ないと早期償還の可能性が高くなってしまいますが、私の知る限りまともな投資商品で早期償還を食らったファンドは一つも知りません。
それよりも出来高が少ないと、高値買い安値売りになってしまう危険があり、それが理由でお勧めしていません。(マーケットメイクはあっても板が薄い)
片道0.2%くらいはすぐ持ってかれてしまいます。
TLTとVGLTに関しては、中身はほぼ同じなのでコストが安いVGLT一択です(0.15% vs 0.05%)。TLTの方が大きいですが、売買・保有においてVGLTのデメリットは全くありません。