はじめに 前回の続き
前回の記事では、オルカン→先進国株に乗り換えた筆者が、新興国株にも投資したいと思い、インド株を単体で買うことにした、という内容でした。
今回は具体的に何を買うかを検討します。
結論から言うと、東証ETFの233Aを買うことにしました。
インドの代表的な2指数
インド株にはNifty50とSENSEXという、2つの代表的な指数(インデックス)があります。
Nifty50は名のとおり上位50社、SENSEXは30社から構成されています。
ただどちらも値動きはほとんど変わらないようです。
こちらのYouTubeから引用しました↓
投資信託の比較
SBI証券で購入できるインド株ファンドを、信託報酬の安い順に並べると以下のようになります。
対象候補が7本ありますが、全て2023年以降に登場した新しいファンドです。
さらに1年のトータルリターンが見れるものはこのうち3本しかありません。
情報が少ないため比較が困難ですが、この中ではiFree NEXTがトラッキングエラーが少なく、優秀なようです。
日本や米国株と違い、インド株のトラッキングエラーは大きく、年1%くらい平気でズレます。
しかし他のファンドと比べると、iFree NEXTはやや信託報酬が高めです。
そこで同じ指数、同じ会社のファンドで、東証に上場した233Aが有力な候補になります。
投資信託 iFree NEXTの方は信託報酬が0.473%なのに対し、233Aは0.35%です。
筆者はこの233Aを購入することにしました。
貸株制度と注意点
投資信託にはないETFの特徴として、他の株式と同様に、貸株制度を利用できる点です。
貸株は証券会社で設定すれば、証券を貸し出して金利を受け取れる制度です。
多くの株式、ETFが金利0.1%ですが、233Aは0.4%あります。(2025/01/10時点)
信託報酬を払ってもお釣りがくる高さです。
投資信託にも投信マイレージがありますが、上記ファンドは0.022〜0.05%しか受け取れません。
ただし貸株を使うと分別管理の対象外になってしまうため、証券会社の破綻で株も返ってこないリスクがあります。
まとめ
・iFree NEXTが優秀だが信託報酬高め
・そのETF版(233A)を買い、貸株を行うことに
・貸株は分別管理対象外に注意
買う時は楽しくて良いのですが、銘柄が増えるほど取り崩す時に難しくなります。
30年後の自分は証券会社のHPを見て何を思うのでしょうか…
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