目次
はじめに
今回は私が現在行っている、インデックスを中心としたデュアルモメンタム投資の月次報告を行います。
7月分はこちら
モメンタム投資についてはこちらから
ざっくりまとめると、
・モメンタム投資という順張り投資をしている
順張りとは、上がっているものを買い、下がってきたら売るやり方
・モメンタム投資をしているポートフォリオは以下の通り
( )は資産に占める割合
VOO(S&P500)、VSS(非米国小型株)のデュアルモメンタム (25%)
海外REIT、国内REITのデュアルモメンタム (5%)
評価に使うルックバック期間は3ヶ月+6ヶ月
現在の騰落率、8月のポジション
以下3月末、3ヶ月前、6ヶ月前の株価(価格)を表にしました。
ticker |
current |
3-mo ago(4月末) |
6-mo ago(1月末) |
3,6mo騰落率 |
VOO 米国 |
403.15 |
382.27 |
337.84 |
+24.8% |
VSS 非米国 |
137.72 |
133.30 |
120.56 |
+17.6% |
1343 日本R |
2328 |
2,221 |
1,979 |
+22.5% |
2515 外国R |
1165 |
1,078 |
916 |
+35.3% |
現在 (2021年7月) のポジション
VOO、VSS、債券 → VOO
日本、外国REIT、債券 → 海外REIT(2515)
8月のポジション
VOO > VSSのため、VOO をホールド
REITは2515をホールド
以上のように、今月は動きなしとなりました。
デュアルモメンタムの削減
先月版でも書きましたが、税の繰延効果が思ったより大きそうなので、デュアルモメンタムで売買する手法を半分近くまで減らしました。
デュアルモメンタム目的で買っていたNASDAQ、ゴールド、仮想通貨は長期保有します。
逆に一部続けている理由は、
・バックテストでインデックスを大幅にアウトパフォームしている
・それは人間のバイアスに基づいた、一貫性のあるアノマリーである
・バイアンドホールドと組み合わせる事でボラティリティが下げられるだろう
といった理由からです。
REITを残した理由は、株式よりもボラティリティが高いことが多いため、デュアルモメンタムがよく機能すると考えているからです。
コモディティの扱いに困っている
現在はゴールド、プラチナ、emaxisコモディティ投信、仮想通貨へ投資しています。
分散はするだけよいと思っているので、コモディティにも投資しているのですが、コストを超えるリターンがないかなと思い始めました。
例えばemaxisコモディティは約1.0%/年のコストがかかります。
ゴールドだけでも良いかなと思案中…
今持っているゴールド(GLDM)は年間0.2%以下なので、コストはあまり問題になりません。
あと種類が多すぎる。
貴金属、卑金属、エネルギー、穀物、その他農産物などなど…
国内で買える流動性の高い商品はなかなかないのですが、金属、エネルギーに分散した1327は気になっています。
プラチナ、emaxisコモディティの含み益がなくなったら、こちらに乗り換える予定です。
まとめ
・デュアルモメンタム8月分のアップデート
・今月は動きなし
・税の繰延効果を考え直し、デュアルモメンタムは縮小
・コモディティのポートフォリオを再編予定
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