はじめに
FIREに向けて、資産の推移を毎月公開しています。
これは記録・発信することで資産拡大のモチベーションが上がり、規律ある投資・資産管理ができると考えているからです。
またデュアルモメンタム投資は月1回の確認作業が必要で、月変わりに騰落率の計算をしています。
その結果をもとに今月は何を保有するかを決めています。
私の基本投資スタイルは以下の通りです。
iDeCo、NISAを使いインデックス長期投資を基本とする
暴落時の対策として、資産の一部で順張り投資(デュアルモメンタム)をしている
3ヶ月前、6ヶ月前との騰落率を合計する
→ S&P 500、非米国全世界株のリターンが高い方を保有
→ どちらもマイナスならば米国長期債券を保有
今月の資産 4716万円 (前月比 -12万円)
収入 | (万円) |
育休給付金 (2ヶ月) | 61 |
児童手当 (4ヶ月) | 4 |
給料 | 5 |
ポイ活 | 2 |
合計 | 71 |
支出 | (万円) |
カード利用 (2ヶ月) | 40.7 |
仕送りなど (2ヶ月) | 12.5 |
現金払い | 3 |
住民税など | 5.3 |
合計 | 61.5 |
生活収支 71 – 61.5 = +9.5 万円
全体の資産はわずかに減少。これは2022年10月以来1年ぶり。
先月中旬の集計時から全世界株(2559)は -4.8%、TOPIX(1306)は -6.4%と大幅下落したことが要因。
ドルベースではこの期間2.4円ほどの円安のため、6,000ドルの減少で約31万ドル。
円ベースでの資産は横ばいですが、円安によって資産が削られていることがわかります。
デュアルモメンタム 今月の株価、ポジション → S&P500売却
以下3月末、3ヶ月前、6ヶ月前の株価(価格)を表にしました。
ticker | current (10月末) | 3-mo ago (7月末) | 6-mo ago (4月末) | 3,6mo 騰落率 |
VOO 米国大型 | 379.00 | 419.08 | 379.11 | – 5.0 % |
VSS 非米国小型 | 99.44 | 115.34 | 109.42 | – 11.5 % |
AGG 総合債券 | 92.62 | 96.89 | 98.39 | – 5.1 % |
この結果によりポジションは以下のようになります。
VOO、VSS、債券 → VOO
0 > VOO > VSSのため、 S&P 500を売却、債券買い
2021年1月 VSS → 7月 VOO → 2022年3月 VGLT → 4月 VOO → 5月 AGG → 12月 VOO → 2023年1月 VXUS→ 2023年6月 VOO → 11月 AGG
久しぶりに株式売却の月となりました。
さて2021年初頭から3年続けてきたこのデュアルモメンタム、今回で終了しようと思います。その理由は以下。
デュアルモメンタム終了の理由
2020年後半から本格的に投資を始めました。
それまでは学費の返済などで投資資金を作れなかったからです。
そこから基本的には、全世界株を中心とした王道のインデックス投資を行っています。
しかし株式投資は20−30年程度の「短期」では不安定な投資対象です。
常に暴落時の備えが必要だと感じていました。
そこで長期の低迷に強いデュアルモメンタムを資産の一部に取り入れました。
しかし今では、
売買を繰り返す手法は税金面で不利で、新NISA枠を埋められない筆者には非効率
スワップで利益を得られる証券会社を選んで両建て。為替リスクを排除し利益を取りに行く投資(?)
リスクが株式投資と全く異なるので、暴落対策となる
という外的内的な変化があったため、デュアルモメンタムを続ける理由がなくなりました。
結果的にはこの3年間で大きな暴落はなく、全世界株バイアンドホールドに大きく負けてしまいました。
(実際の取引 +20% vs. 全世界株 +40%)
来年からは特定口座の株式をNISAに移しつつ、iDeCoは満額積み立て(月2.3万円 × 2人)を継続します。
まとめ
・デュアルモメンタムはこれにて終了
・来年からはiDeCo満額、新NISAはぼちぼちと
最近はどのようにキャリアを閉じていくかをよく考えます。
私は早死に家系で、他の人より人生が短いと思うと、嫌な仕事を続けている場合ではないと強く感じます。
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