目次
はじめに QQQについて
NASDAQ100 ETF、QQQをご存知でしょうか。
米国ハイテク企業が多く上場するNASDAQ市場で、さらに銀行株などを除いた上位100社のETFです。
米国大IT企業、GAFAMなどが組み入れられている、世界で超人気ファンドです。
国内では2568 (為替ヘッジ無)、2569 (為替ヘッジ有) が上場しており、日本からでも投資できます。
2568:上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし | 東証マネ部!
以下がS&P500 ETF (VOO)との比較10年チャートです。
絶好調の米国株全体よりも大幅に上回っています。

日本高配当株について おさらい
以前の記事で、
・日本高配当株はETFがおすすめ
・1478 + 1651 を半分ずつ買うのが良いかも
と書きました。
今回はこの日本高配当株とNASDAQ 100を両方買ったらいいんじゃない?という内容です。
NASDAQ 100と日本高配当株を保有するメリット
分散が効いている
世界最高のハイテク株が集うNASDAQ 100と、低成長の日本でさらに安定配当の株。
株価の値動きも全然違うことが容易に予想できます。
実際のチャートはこんな感じ。

パフォーマンスが圧倒的に違っていて、先ほどのVOOよりも相関がずっと低くなっています。
両方保有することで分散が効きそうだと考えられます。
配当控除を受けられる
国内株の配当金については、所得に応じて配当控除が受けられます。
一般的に配当金にかかる税金は20.315%
所得税では総合課税で確定申告、住民税では申告不要というやり方をすれば、最大で税率5%まで下げることができます。
NASDAQ 100はNISA枠で購入
キャピタルゲインが期待できるNASDAQ 100については、NISAで購入しましょう。
国内ETFで揃えられる
昨年2568,2569が上場して、NASDAQ 100への投資がより便利になりました。
私は為替ヘッジのない方が好きなので、例えば
1478… 25%
1651… 25%
2568… 50%
などといったポートフォリオが組めます。簡単ですね。
組み入れ割合はお好みでどうぞ
10年以上の長期保有ならば
住信SBI銀行でドル購入 → SBI証券
が最安になります。
しかしQQQへの投資額が500万円以下ならば、日本のETFでよいと思います。
まとめ
・NASDAQ 100と日本高配当株を紹介
・この2つは両買いすると相性が良い
・税制面、相関などのメリットを紹介
・QQQが有名だが、日本のETFで良い
攻守にバランスの取れた戦略だと思います。
年収1000万以下の方はぜひ配当控除を申告しましょう!
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