はじめに 最高に感動したYouTube を紹介
普段 YouTubeで経済、金融系の動画を見るのが好きな筆者ですが、過去イチレベルで面白かった動画をご紹介します。
と言う動画です。
ご存じない方のために、三人について簡単に触れておくと、
今回はこの動画の簡単なまとめと、アクティブはインデックスに勝てるのか、という観点から考察していきたいと思います。
動画の概要
司会の後藤さんがゲスト2人に投資手法、株安が続く現状、なぜ継続して利益を出せるのかなどを聞いていく進行です。
テスタさんは今年2022年の利益は14億円と過去最高の去年を大幅に更新中。
そのテスタさんは元々スキャルピング (数秒〜数分のデイトレ) で資産を増やしていきました。
資金量が多くなるにつれて時間軸を伸ばし、大型株や日経平均先物を中心に売買しています。
テスタさんには決まった投資手法がなく、
「マーケットは常に変化しているから、同じやり方で勝ち続けられるわけがない」
と語っています。
しかし井村さんが見ると、
「需給を読むというやり方は変わっていない。大きな枠組みの中で手法を変えている」
のだそうです。
一方井村さんは全上場企業の決算書に目を通し、気になった銘柄を徹底的に調べ上げるという投資法です。
ファンダメンタルズ分析ど真ん中のやり方ですね。
テスタさんとは逆に、相場環境によって投資法は変えないそうです。
一日10時間以上を企業分析に使うようで、
「きちんと調べている人はせいぜい全体の 0.1%」
「機関投資家でも自分ほど調べる人は少ない。市場の歪みはいくらでもある」
「自分は2倍の株価が期待できるものにしか投資しない。10%、20%のアルファはそこら中にある」
「結果・責任は100%自分に戻ってくる。他のビジネスは必ず他人が介在する。こんな世界は株以外にない」
といった金言が多数聞かれました。
アクティブ投資はインデックスに勝てるのか
アクティブファンドの多くはインデックスに負ける、といった話は有名です。
下記のデータによると、10年以上の長期では80−90%以上負けています。
https://www.spglobal.com/spdji/en/documents/spiva/spiva-us-year-end-2016.pdf
単一のルールのテクニカル分析では勝ち続けるのは難しいでしょうが、アナログの部分で勝てる軸を見つけられれば利益が出せます。
言い換えれば定量的ではなく定性的な手法を用いるということです。
そして成功した時の利益は凄まじく、一般人の生涯年収などあっという間に超える可能性があります。
この二人のような数十億円とはいかなくても、その100分の1、いや1000分の1でも人生に大きなインパクトがあります。
私は長期投資家ですが、少なくとも一度は本気のトレードに挑戦するべきだと考えています。
テスタさんのような才能が隠れているかもしれないし、井村さんのような情熱が湧き上がってくるかもしれません。
私は既に試した過去がある、リタイアまでの道筋が見えている、という理由からこれからもちまちまやっていきます。
まとめ
・カリスマ投資家の金言が盛りだくさん
・一度は本気でトレードに取り組むべき
・筆者は細々と長期でやっていく
後編もありますので是非そちらもどうぞ。
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