円安進む 通貨分散の必要性とその方法

投資の原理原則

目次

はじめに ドル円 4年8ヶ月ぶり115円台

2021/11/24現在、1ドル115円台で推移しています。

ドル円 10年チャート

これは4年8ヶ月ぶりの円安水準で、米国株や債券に投資している人は為替差益が出る一方で、日本人の更なる購買力低下につながります。

FRBのパウエル議長再任でアメリカの利上げ期待が強まったためと報じられています。

今回は大きく円の価値が下がる中で、資産をどのように守ったら良いかについて書きます。

相場の未来は常にわからない

今後さらに円安が進むのか、調整が入って戻すのか、私には全くわかりません。

株も債券も為替も、常に未来は分からないと思っています。

なので予想もしないし、今起きていることの原因を探したりもしません。

いつも自分にとって適切なリスクを取り、分散投資をすることを心がけています。

日本円 100%は良くない、米ドルだけでも不十分

分散の観点から、通貨も分散するべきだと思います。

日本円100%が偏りすぎているという意見に異論のある人はいないでしょう

さて通貨分散に米ドルは外せませんが、それだけで良いのでしょうか。

米ドルが一人負けすることだってあるので、できるならば他の先進国通貨にも分散したほうが良いでしょう。

私は米国株一本の投資に反対派ですが、通貨の分散が不十分であるというのも理由の一つです。

そうするとユーロを除いて国の数だけ通貨があるので、どこまで分散すべきかという話になります。

各国の通貨を一つずつ買わなきゃいけないのでしょうか。いえ、もっと簡単な方法があります。

多数の外貨に分散する方法

全世界株式

投資の王道ですね。

各国の株式を買うということは当然その国の通貨で取引されるので、通貨分散にもなります。

また株式市場規模に応じて配分されているので、極端にどれかに偏る心配はありません。

円建ての商品であっても為替の影響を受けるので、外貨建てと同様に通貨分散はできています。

外国債券 特に2511

以前の記事にも書きましたが、私のおすすめ債券ETFです。

外国債券ETF 2511 を解説 ~債券投資の最適解~
分散投資に欠かせない債券。債券投資は外国債券2511が最もおすすめ。低コスト、地域・通貨分散、流動性高いため債券はこれ1本で十分です。

全世界株式と比べると、よりユーロの割合が高く、新興国はほとんど入っていません。

通貨分散という観点だけで言えば、全世界株式よりこちらがおすすめです。

株は怖くてできないという人でも、これなら安心して (?) 買えるのではないでしょうか。

まとめ

・円安が進んでいる

・資産防衛のために通貨の分散が必要

・米ドルだけでもやや不十分

・全世界株式や外国債券がおすすめ

何気なく見てる為替チャートでも、人生かけている人がいるんだなぁ。

そんなことを「FX戦士くるみちゃん」を読んで感じるようになりました😏

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