目次
はじめに 子供が入院
先日子供が入院しました。
5日ほど熱が続いていたため小児科を受診したところ、すぐ急性期病院へ紹介され、そのまま入院となりました。
小児科の先生からは「どこも受診しなかったんですか⁉︎」と驚かれてしまいました。
我が子に申し訳ないことをしたと反省しています😢
原因は川崎病でした。
川崎病:
原因不明の血管炎で、発熱やいちご舌など特徴的な身体所見が出る病気です。
後遺症として冠動脈瘤(心臓の血管異常)が知られており、それを防ぐために早期にグロブリン大量投与が行われます。

そこで今回は医療にまつわるお金に関して、調べた内容を書いていきます。
なお医療費の自己負担分については、年齢やお住まいの自治体、加入している保険の種類、収入などで異なります。
そのため今回は用語や制度を知ってもらい、いざという時ご自分で調べられるようにして頂きたいという思いです。
小児の医療費
医療費は原則3割負担ですが、小学校入学前の小児は2割負担となっています。
また多くの自治体で小児医療費の助成を行っており、少なくとも中学卒業までは医療費はほぼかからない状況となっています。
ただし助成の年齢(15歳、18歳までなど)、所得制限のあるなしは自治体によって異なります。
引っ越しの際、参考にしてもいいかもしれません。
ちなみに私の街は所得制限つきで、我が家は助成が受けられません😭😭😭
高額療養費制度
年齢や所得に応じて1ヶ月の医療費負担の上限が決められています。

また12ヶ月の間に繰り返し上限を超える場合は、4回目以降さらに負担が減額されます。

ちなみに医療費の高額はどの程度かというと、1ヶ月の医療費が1億円を超えるケースもあります。
https://www.kenporen.com/include/press/2021/20210813.pdf
先進医療特約
民間の医療保険に先進医療特約をつけることができます。
先進医療とは、一般的な医療(入院費や薬代など)は公的保険でまかない、先進医療分のみを全額自己負担するという制度です。
(普通は自由診療と保険診療の混合診療は認められていません)
がん治療の対する粒子線治療などが対象になります。
別記事で詳しく書こうと思いますが、個人的にはいらないかなと思います。
付加給付金制度
先述の高額療養費制度に加え、大企業などの健康保険では独自に補助を出していることもあります。
この制度がある保険に加入していれば、概ね2.5万円程度の自己負担を超えた分は、保険から補助が出ます。
医療者の私もこの制度は知りませんでした。大企業の福利厚生が充実しているのがここにも表れています。
まとめ
・子供の入院をきっかけに医療関係のお金について調べた
・先進医療特約、付加給付金は知っておく価値あり
・住む場所を選べるならこれらも参考に
他にも要介護申請などの介護保険、医療費控除、民間保険についてなどありますが、今の自分に関係しそうなところ中心に書きました。参考になれば。
コメント