医師国家試験の思い出

その他雑記

今日、明日(2月6, 7日)は第115回医師国家試験の日です。

ふと思い出した事を今日は書きます。

現在は2日間ですが、僕らの時は3日間かけて、500問を解くという形式でした。

緊張した記憶はそんなになかったのですが、毎日結構疲れた記憶はあります。

国家試験までの準備ですが、うちの大学は卒業試験がそれなりに厳しく、国家試験対策というよりは学内試験を乗り切る事に必死でした。

年末に卒業が決まってからは、勉強は毎日3時間くらいだったと思います。

それ以外は遊びに行ったりゴロゴロしたり、割と楽しい時期でした。

国家試験のための予備校や模試もあるのですが、模試がだいたい偏差値45くらいでした。

低いと思われるかもしれませんが、9割が受かる試験なので、自分としては気持ちに随分余裕がありました。

なので3-4時間の勉強で済ませられたというわけです。

ちなみに私が最も勉強したのは、大学3年の臨床科目の時でした。

一番留年が近かったのは1年の時でした。

人によって、大学によって全然違いますが、私は学年が上がるにつれて、勉強は楽になっていきました。

さて国家試験当日の話に戻って、印象に残っているのは2つです。

1  電車で三苫先生に会った

たしか初日だったと思いますが、会場に向かう電車の中で三苫先生を見かけました。

既に他の受験生にも声をかけられていたので、すぐに分かりました。

これを呼んでいる方はご存知ないでしょう。三苫先生はカリスマ予備校講師なのです。

言うなれば林修先生に会った、みたいなものです。

電車降りてもキャーキャー言われていましたが、周りの人は「誰だこのおじさん⁉︎」って思ってたかもしれません。

2  2日目に受験生が消えた

初日の会場で、3列くらい前に40歳くらいのおじさんがいました。

明らかに年齢が周りと違っていたので覚えてました。

ところが次の日になると、そのおじさんは姿を見せませんでした。

きっと今年も不合格だと悟って諦めたのでしょう。

医学部を卒業しても、国家試験に受からない人は、おそらく2-3%いると思います。

国家試験に受からない人、大学を卒業できずに辞めた人。

当然医者としては働けませんし、一般企業の就職も難しいのではないでしょうか。

そういう人達がその後どう生きていくのか、興味があります。

もし知ってる人いたら教えてください。

国家試験が終わるといよいよ最後の長期休みです。

みんな卒業旅行に出かけます。

私は一人で1ヶ月、マルタ共和国を旅してきました。

普通は友達と行くみたいですけどね。

マルタ共和国 小高い丘の上から

今日は初めて雑記的な事を書いてみました。

医者のタマゴのみんな、試験を控えてる皆さん、勉強頑張って!💪

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