SBIネオモバイル証券が廃止・統合 単元未満株の今後

はじめに SBIネオモバイルが消滅

皆さん、高配当株投資はしていますか?

我が家は国内の高配当株を個別株で買っており、そのほとんどが単元未満株です。

単元未満株は圧倒的にSBIネオモバイル証券が低コストなので、こちらを使ってきました。

しかし今年の11月に、SBI証券本体に統合されることが決まってしまいました。

今回は今後の日本株投資について、単元未満株を中心に考えていきたいと思います。

 

日本株投資の戦略

長期投資の中で、広く分散されたインデックス投資と高配当株投資が人気の手法です。

私は外国株は全世界株を中心とした運用、国内株は高配当株を個別に買っていくというスタイルを取っています。

これは

・米国株は配当が現地で10%課税されるため税制的に不利である
・国内の個別株は手数料が安い
・国内だと情報が取りやすい
・国内の高配当株ファンドは安くても信託報酬が0.3%程度と、米国商品より高い
・日本株は歴史的にバリューのアルファが大きい

という理由からです。

 

私は40 – 50銘柄を購入対象としていて、これらを単元株で買うだけの資金力はありません。

そのためそれぞれを単元未満株で買っています。

 

これまではSBIネオモバイル一択だった

SBIネオモバイル証券は手数料がとんでもなく安く、毎月50万円までの売買ではシステム利用料として220円、買い付けに使えるTポイント200円分が貰えていました。
実質20円で毎月の売買ができたわけです。

SBI証券ではこの手数料が大きく値上がりします。

 

SBI証券の単元未満株手数料

SBI証券での手数料は売却時のみ0.55%で、他の証券会社と比較しても特に高いわけではありません。

楽天証券HPより

 

後発の楽天が一応最安ですが、スプレッドを考慮すると0.1%の違いで、乗り換えるほどの差はありません。

 

例えば500万円分の日本株を持っていて、毎年2割を入れ替えたとすると、100万円分の売却が生じることになり、手数料は5,500円かかります。

国内高配当ETFの信託報酬が0.3%くらいなので、500万円持つとコストが毎年1.5万円。

これよりはマシですが、銘柄選定にかける時間を考えると、ETFを買ってしまった方がマシかもしれません。

少なくとも以前よりはETFが相対的に有利になってきています。

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今後の戦略

まずネオモバイルが残っているうちに銘柄の入れ替えをします。

具体的には6月まで。7月以降は一時停止をして、毎月220円が取られないようにします。

それ以降の入れ替えはさらに1年先の予定ですが、今までよりも控えめに銘柄入れ替えをしようと思っています。

銘柄選定はこれからで、仕事の合間を縫って1ヶ月くらいかけてやりたいと思います。

調べた内容はまた報告します。

 

まとめ

・単元未満株のネオモバイル証券が消滅
・SBI証券に移管されるが、乗り換えるほど他所との差はない
・高配当国内株ETFが相対的に有利に
・6月までに銘柄入れ替えを完了予定

これから始める方は楽天証券がおすすめですが、それよりも1478 + 1651のETF半分ずつが最もおすすめです。

コメント

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