ポートフォリオ確認 2022年5月分 デュアルモメンタムを中心に

毎月の資産推移

はじめに

デュアルモメンタム投資は月1回の確認作業が必要で、それを行います。
また全体のポートフォリオについてもグラフにして毎月まとめています。

2022年4月分はこちら

モメンタム投資についてはこちら

ざっくりまとめると、
・デュアルモメンタムという順張り投資をしている
 順張りとは、上がっているものを買い、下がってきたら売るやり方

・モメンタム投資をしているポートフォリオは以下の通り ( )は資産に占める割合
 VOO (S&P500)、VSS (非米国小型株) のデュアルモメンタム (25%)
 海外REIT、国内REITのデュアルモメンタム (5%)

 評価に使うルックバック期間は3ヶ月+6ヶ月

今月の株価、ポジション → 米国株売り、債券買い

以下3月末、3ヶ月前、6ヶ月前の株価 (価格) を表にしました。

tickercurrent3-mo ago(1月末)6-mo ago(10月末)3,6mo騰落率
VOO 米国378.70412.30419.21-17.8%
VSS 非米国114.71126.19135.34-24.6%
1343 日本R214121022256-3.5%
2515 外国R1406.51241.51249+25.9%

現在 (2022年4月) のポジション
 VOO、VSS、債券 → 債券 (AGG)
 日本、外国REIT、債券 → 海外REIT(2515)

5月のポジション 
 VOO < 0%のため、VOOからAGG に乗り換え 
 REITは2515をホールド

デュアルモメンタム開始から現在まで、売買推移は以下のようになっています。
 2021年1月 VSS → 7月 VOO → 2022年3月 VGLT → 4月 VOO →  5月 AGG
 2021年1月 海外REIT → 3月 国内REIT → 4月 海外REIT

3ヶ月連続で売買、いずれも大損

3, 4, 5月と続けて株、債券の売買が続いています。順張り投資は方向が決まらない時に売買が増え、損を出してしまいます。

3月は債券を持っていましたが株の方が断然成績が良く、4月は1ヶ月で VOO が -9%となってしまいました。
1ドル130円を超える20年ぶりの円安だったため、円ベースでは損失はそこまでなりませんでしたが。
これにめげず、航路を守って続けていきたいと思います。

年初来のドル円チャート

債券の変更 VGLT → AGG

これまでずっと債券はVGLT (米国超長期債券) を買うというルールにしており、実際に初めて買ったのは先月で、ここで大きな損を出してしまいました。
そして今回はVGLTではなくAGG (米国総合債券) を買うことにしました。
AGGにした理由は以下の通りです。

・バックテストでは月末終値で売買しているが、実際には時差、売買方法的にほぼ不可能
・そのため月初に入ってから売買していたが、予想外のずれが大きくなってしまった
・間をとって、月末に半分、月初の半分の売買を行うこととした
・4月からAGGが買い付け手数料無料に。売買を分けるなら、なおさら手数料が小さい方を選ぶべき

VGLTの方が過去のリターンは良いのですが、読めないリターンよりも、確実なコストにシビアになるべきと考えました。
本当は月末の夜中 (明け方) に起きて売買するのが最も確実なのですが。

海外REITは相変わらず好調

基本的に株式とREITは同じ動きをします。
しかし4月は株式が下落、REITが上昇するという展開で、分散している効果が出ました。
下のチャートは円ベースでの S&P500 ETF (1547) と海外REIT (2515) の年初来比較です。4月に入ってREITが高く推移し、相関が下がっているのが分かります。
下の青グラフ CC が相関係数

ポートフォリオの評価 先月比 +4万円

先月より+4万円の3082万円でした。

プラス要因:円安、確定申告の還付金12万円 
マイナス要因:株の下落、育休給付金の振り込みがまだ

まとめ

・デュアルモメンタム5月分、1ヶ月でVOOを売却
・騙しのシグナルで損失が続いている
・債券のETFを VGLT から AGG に変更

債券の変更は自分の決めたルールを破ったことになります。果たしてどうなるか🤔

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