はじめに デュアルモメンタムのおさらい
デュアルモメンタム投資は月1回の確認作業が必要で、それを行います。
また全体のポートフォリオについてもグラフにして毎月まとめています。
2022年6月分はこちら
モメンタム投資についてはこちらから
ざっくりまとめると、
順張りとは、上がっているものを買い、下がってきたら売るやり方
( )は総資産に占める割合VOO (S&P500)、VSS (非米国小型株) のデュアルモメンタム (25%)
海外REIT、国内REITのデュアルモメンタム (5%)評価に使うルックバック期間は3ヶ月+6ヶ月
今月の株価、ポジション 債券ホールド
以下6月末、3ヶ月前、6ヶ月前の株価(価格)を表にしました。
ticker | current | 3-mo ago(3月末) | 6-mo ago(12月末) | 3,6mo騰落率 |
VOO 米国 | 346.88 | 421.65 | 435.10 | – 38.0 % |
VSS 非米国 | 103.21 | 123.89 | 133.96 | – 39.7 % |
1343 日本R | 2112.5 | 2,158.5 | 2,223.5 | – 7.1 % |
2515 外国R | 1242.5 | 1,362.5 | 1,320 | – 14.7 % |
VOO、VSS、債券 → 債券 (AGG)
日本、外国REIT、債券 → 海外REIT(2515)
VOO < 0%のため、AGG 保有を継続
REITについては後述
2021年1月 VSS → 7月 VOO → 2022年3月 VGLT → 4月 VOO → 5月 AGG
2021年1月 海外REIT → 3月 国内REIT → 4月 海外REIT
債券保有が続く
5月にAGGを買いましたが、今のところは株式の下落をうまく避けられています。
(3, 4月は散々でしたが)
ただこのあたりから反発すると、ずっとVOOを持っていた方がリターンが高くなります。
VOOは直近高値から20% ほど下げていますが、この程度ではデュアルモメンタムの効果は乏しいことがわかりました。
特にこの相場は債券価格の下落も激しいので、大してヘッジもできていません。
あと5 – 10%くらい下げてから反発してくれると理想的ですが、どうなるでしょう。
開始から1年半、初めてREITに売りシグナル
今年に入って、株式よりも底堅い動きを見せていたREITですが、いよいよ価格が崩れてきました。
開始以来初のREIT売却のシグナルが点灯。
さてこれを受け、私はREITをデュアルモメンタムから外し、長期保有することにしました。
REITをモメンタムから外し、長期保有に変更
REITの保有比率は5%にすぎないので、
・株式のモメンタムを25% → 30% に増やしてREITを売却
などとした方が手間もコストもかからないのですが、分散のためにこれまで続けてきました。
しかし以下のチャートを見てもわかるように、REITと株式は非常に強い相関があります。
(下の青グラフが米国REIT と VOO の相関係数)
手間やコストを考えると割に合わない気がしてきました。
(日本のETFなので売買手数料は無料だが、売却益にかかる税金もコストと考えると、やはり長期保有よりコスト高になる)
またREITをETFで保有しておけば、分配金が入ってきます。
J-REIT (1343) の利回りは 3.34% (2022/06/30時点)
将来は分配金を生活費の足しにしたいので、わずかながらの分散と分配金をあてにしたいと思います。
1年半前にモメンタム投資を開始した時は、仮想通貨もゴールドもみんなモメンタムで売買していました。
そこからどんどん対象銘柄を減らしていき、とうとう株式だけになってしまいました。
必ずしも上手くいかなくて撤退した訳ではなく、当初の想定、シミュレーションよりもコストが重いため減らしてきました。
というわけで、来月からは株式のみ、資産の25%で続けていきます。
ポートフォリオの評価 3061万円 (+ 21万円)
先月比+21万円。
半年ぶりに給料が振り込まれたものの、株安・債券安・仮想通貨安で資産はほとんど変わりませんでした。
2021年10月から9ヶ月間、資産は3000万円を少し超える程度でずっと横ばいが続いています。
円安で資産はカサ増しされていてこれなので、今年はちょっと厳しい😅
普段の生活費は15万円くらいを目安に、引き続き無駄な出費は抑えてFIREに備えます💪
まとめ
・REITは長期保有に切り替えた
・資産は昨年秋からずっと横ばい
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