マイクロ法人の運用先を検討① オルカン v.s. 全世界高配当株

節税・節約

はじめに 資産運用会社を設立予定

筆者は2026年7月にマイクロ法人を設立予定です。

設立目的は社保の最適化、まぁありがちな理由です。

私は何もビジネスを持っていないため、資産運用会社として設立します。

 

ただ投資信託や株を保有するだけの会社なんて、作れると思っていませんでした。

 

会社を作って資産運用をする、という事は決めているのですが、投資対象をまだ決めかねています。

個人と法人では色々と事情が異なるからです。

そこで今回は法人でどのような株、投資信託を持つべきかを考えてみたいと思います。

 

 

一般的な投資対象の最適解 オルカン

世の中には星の数ほど投資対象がありますが、長期的に高いリターンを期待できるアセットはやっぱり株式です。

そして分散は投資家が得られる唯一のフリーランチ。

コストは安ければ安いほど良い、というのが金融商品の常識。

 

つまり株式+分散+低コスト→オルカン

 

というわけで、純粋に投資対象として考えればオルカンが最適となります。

ですが法人口座での運用はそれほど単純ではありません。

 

 

配当はむしろ出してほしい

配当は複利効果を弱めてしまいます。

配当が支払われるとその時点で課税されてしまうからです。

それから再投資しても税金分が少なくなってしまうので、その後のリターンが削られてしまいます。

 

なので配当が出ないオルカンは信託報酬だけでなく、税金面でも優れています。

 

ただしこれは個人の話。

ここからは法人のお金の話になりますが、ビジネスのない私の会社は当然ながら赤字になります。

役員報酬(15.6万円予定)+法人負担の社会保険(約14万円)+法人住民税(7万円)=36.6万円

どんなに削っても、年間36.6万円以上の赤字が出ます。

 

であれば、これと同額の利益が出ても、全く税金の負担はありません。

保有しているオルカンを売却しても、売却額のうち、含み益部分しか利益になりません。

一方で配当はその全額が利益として計上できます。

赤字法人としては含み益で複利運用するよりも、安定した配当の方が嬉しいのです。

ということは高配当株ファンドが最適なのか?と考えました。

 

 

高配当株ファンドはマイクロ法人の王道

実際ネットで探すと、高配当株は個人での投資以上にお勧めされています。

なので私は配当を受け取ることを前提として、その上でどの高配当株にするかを考えていました。

 

米国ETFのVYMにしようか、HDVはやや分散不十分だな、VIGは今の配当が少なすぎるな、米国債を買っても良いのかな、最近なら日本国債もアリ?、などと考えましたが、これがいい!と思えるファンドを見つけました。

 

 

SBI全世界高配当株ファンドについて

それがSBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)です。

これまでになかった、全世界に分散された高配当株投信です。

信託報酬は驚きの0.055%、実質コスト0.11%と極めて低コストで運用されています。

国別比率で見ると米国が48%と、オルカンよりも少なくなっており、その分日本やヨーロッパが増えています。

 

SBI全世界高配当株式ファンド目論見書より引用

 

執筆時点(2026/07/04)での分配利回りは3.1%です。株高の昨今ではかなりの高配当と言えます。

💰配当が出る
💰低コスト
💰幅広く分散

まさに法人運用にうってつけの投資信託だと確信しました。

 

 

続きは次回

長くなってしまったので、続きは次回にします。

法人運用特有の難しさ、手間を踏まえて投資先を決定します。

 

マイクロ法人の運用先を検討② オルカン v.s. 全世界高配当株
はじめに 前回のあらすじ 社保の最適化のためにマイクロ法人を作ろう。 でも、ビジネスなんて持ってない。 ん?投資信託や株を買って持つだけでも会社作れるらしいぞ。 そうと決まったら会社設立準備。さて、何を買おうか。 個人の資...

 

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