来年のNISAを考え中 やっぱり結局オルカンか?②

前回の続き

前回記事はこちら

 

方針の変更

来年のNISAをスムーズに埋めるためには、今年のうちに方針を決めておかなければなりません。

変えるべきか、そのままにするかを資産別に確認します。

 

 

先進国株→オルカン回帰か?

コアとなる海外株式について、まだ結論が出せていません。

結局オルカンに戻った方が良い気もしています。

保有総コストはeMAXIS Slim先進国株が0.11%、オルカン(除く日本)が0.08%で、1000万円で年間3,000円の違いがあります。

これに加えて後述しますが、インド株も5%保有する予定なので、インド株のコスト0.55%を考慮すると、全体での保有コストは0.132%となり、オルカンと0.052%、1000万円で5,200円の差になります。

 

 

VIG, VEA

これは自作先進国株として2025年から買ったものです。

先進国株(除く日本)は米国75%、米国外25%で構成されているので、それを米国ETFで作ろうと考えました。

 

💰VIGにしたのは、S&P500よりもリスク(値動き)が小さいから
💰取り崩し生活が始まるため、配当が出る方がありがたい
💰米国ETFはNISAで売買手数料が無料

以上のような理由で買いました。

 

ところが実際に配当を受け取って初めて分かったのは、やっぱり管理が面倒だということでした。

まず配当金は生活費には全く足りません。取り崩す時には一般投資信託も売却する必要があります。

だとすると、結局手間も心理的負担も軽くはなりません。

 

しかも配当は利息のつかない米ドルで支払われるため、すぐに円転しないと金利分の損になります。

NISA口座内での最大化は目指していないのと、保有コストはeMAXIS Slimと比べても高くないので、持ってて損ではないです。

でも来年の追加買付はしない気がします。

 

 

インド株

iFreeシリーズのインド株ETF(233A)を今年から買い始めました。

新興国代表として、先進国:インド=95:5くらいで買おうと思ってます。

最近ではコストが安いインド株ファンドが出てきていますが、トータルリターンの観点からiFreeが優秀だと紹介しました。

 

インド株投資を開始② 銘柄選び
はじめに 前回の続き 前回の記事では、オルカン→先進国株に乗り換えた筆者が、新興国株にも投資したいと思い、インド株を単体で買うことにした、という内容でした。 今回は具体的に何を買うかを検討します。 結論から言うと、東証ET...

 

こちらの記事から9ヶ月が経過しましたが、結論は変わっていません。

以下の比較チャートは信託報酬の低い、代表的なインド株投信5本の、直近1年のパフォーマンスです。
(マネックス証券HPで作成)

高い順に iFree > 楽天> たわら> eMAXIS> auAMとなりました。

 

今年の決算を見ると、iFree NEXT(投資信託)の方は総経費率が0.55%iFree ETF(233A)は0.51%でした。

iFree NEXTの方はSBI証券投信マイレージで0.05%もらえるので、ほぼ同じになります。
(ETFは貸株金利0.1%だがリスクあり)

 

実際に233Aを買って気づいたのですが、時間帯によって売りと買いの気配値に4円(0.2%)くらい差があるので、意外にスプレッドコストがかかります。

iFree NEXTの方が総合的に良さそうなので、来年はこっちを買いたいです。

でもそうするとまた銘柄が増えてしまう…

 

 

日本株

NISAではTOPIX(1306)を時価で130万円ほど持っています。

私は日本株の割合は時価総額加重(5%)くらいで良いと思っていて、まだ特定口座に高配当株が残っています。

なので来年、再来年の買い付け予定はありません。

 

 

ゴールド

ゴールドがある意味一番の誤算かもしれません。

課税口座でGLDMを買っているのですが、想像を遥かに超えた値上がりをしています。

執筆時点(2025/10/22)で3倍を超えました。

売却益の税金で90万円かかる計算です。

 

もしこれが分かっていたら、株よりも先にゴールドをNISAに移していたのですが、こればっかりはどうしようもありません。

私はおそらくNISAを埋めきれないので、2027年以降に乗り換えようと思います。

 

 

EDV 600万円まで買い増し

以前は総資産の15%ほどまで持とうと思っていましたが、7%に下げます。

理由はその分現金を多めに持っておいて、FXで遊びたいからです。

それでもあと250万円ほど足りていないので、これは来年以降のNISAで買い付けします。

 

 

まとめは次回

これらを総合した計画、反省は次回へ。

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