自分の子供を医者にさせたいか、について雑感

医学

目次

はじめに

私の父は土木系の自営業者でした。その他近い家族、親戚に医療関係者はいませんでした。

ありがちですが、気になる記事を見つけました。

gendai.ismedia.jp

これによると、すべての医者のうち、親が医者である人の割合は36%にのぼる。

とあります。

ソースが週刊現代なので信憑性はアレですが。笑

とはいえ他の職業と比べてもかなり高いのは事実で、ホワイトカラーでは最も高いのではないかと思います。

農家や漁師など、ブルーカラーではもっと高い職業もありそうですが。

なぜ2世が多いのか

ではなぜ2世がこんなに多いのでしょうか。

基本的には、親や本人にメリットがあると考えているからです。

もう少し具体的に見ていきましょう。

社会的地位が高い

近年の都会では違いますが、田舎に行けば、医者はいまだに神様扱いされます。

そうでなくても、自分の社会的地位が高い(とみなされている)と、周りに変に媚びへつらう必要がありません。

医局の廊下で、ビシッと一列になって待機しているMR(製薬企業の営業担当)のように、誰も得しない非生産的な時間を過ごす必要が少なくなります。

収入が高い

将来どうなるかはわかりませんが、現状は間違いなく高収入の職業です。

営業、経営、発信の能力などの特殊技能が不要で、安定して稼げる仕事は他にないのではないかと思います。

news.yahoo.co.jp

yahoo!のこの記事 (削除されています。ごめんなさい) では平均年収が1169万円とありますが、これは常勤のみの給料です。

外勤 (アルバイト)を含めると、1500万円は超えると思います。

病院(クリニック)を継がせたい

病院経営をしている場合は、自分の子供に継がせたいと考えている人がほとんどではないでしょうか。

せっかく立ち上げた病院をより繁栄させたいと思うのは自然な事だし、潰すのも大変な手間とお金がかかります。

子供に対するプレッシャーも大きくて大変そうですよね。

ただ私の周りに関して言えば、みな積極的に、自ら後継者となるべく進んでいっています。

結論:医者になるメリット大 (と、医者たちは考えている)

子供は何よりも大切な宝物です。

当事者がこれだけ子供を医者にさせているという現実は、医者・医業のメリットを感じているに他なりません。

その理由を分類すると、上記のようなものなるのではと思いました。

とはいえ医者になりたい(させたい)人が、全員医者になれるわけではありません。

今度は子供が医者になれる理由を考えます。

医者の子供が医者になれる理由

子供の学力が高い

遺伝的か、環境要因かは置いといて、親が学業優秀であるならば、その子供もそうなる可能性は高いと考えられます。

もちろん経済的に余裕があって、塾や私立学校などに通わせられるというメリットもあります。

この場合のメリットは、上質な教育が受けられるからではありません。

勉強をするのが当たり前、良い成績を取るのが当たり前という環境に身を置くことができるからです。

私立大学の医学部に行かせられる

近年、私立大学の学費が下がってきていますが、それでも6年間で4000万円以上かかる大学も多くあります。

そのような大学と、上位私立や国公立大学は、入試レベルがめっっっっちゃ違います。

予備校などが出している偏差値以上に差があるように感じます。

そのような入試レベルの低い大学でも、医者ならば通わせることが可能です。

ちなみに裏口入学があるか、周りに聞いて回ったことがありました。

両親共に医者で、3浪して私立大学に入学した女性は「裏口があったら3浪もしてません!」って言ってました。

 

めっちゃ説得力ありません?笑

よほどの有力者出ない限り、裏口はなくなったと思います。

自分の子供を医者にしたいか

私も医者は魅力的な職業だと思います。

働き方も多様で、企業や役所で働くことも可能です。

医者にさせようと躍起になるつもりはないですが、聞かれたら勧めようと思います。

まとめ

・医者は2世が多い

・それは医者が良い仕事だと身をもって知っているから

・しかも知力、財力で医学部進学のアドバンテージがある

・私も子供がを目指してくれたら嬉しい

とはいえ何年も浪人を続けるのも良くないので、3浪してもダメだったら諦めたほうが良いです。

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