はじめに
デュアルモメンタム投資は月1回の確認作業が必要で、それを行います。
また全体のポートフォリオについてもグラフにして毎月まとめています。
私の基本投資スタイルは以下の通りです。
暴落時の対策として、資産の一部で順張り投資をしている
その順張り投資というのは、
VOO(S&P500)、VSS(非米国小型株)のデュアルモメンタム
を資産の25%で行っています。
デュアルモメンタムのフローチャート
今月の株価、ポジション 債券ホールド変わらず
以下10月末、3ヶ月前、6ヶ月前の株価(価格)を表にしました。
ticker | current (10月末) | 3-mo ago(7月末) | 6-mo ago(4月末) | 3,6mo 騰落率 |
VOO 米国 | 357.38 | 377.13 | 375.50 | – 10.1 % |
VSS 非米国 | 97.14 | 109.15 | 114.12 | – 26.0 % |
AGG 債券 | 95.22 | 103.43 | 101.69 | – 14.3 % |
VOO、VSS、債券 → 債券 (AGG)
VOO < 0%のため、AGG 保有を継続
2021年1月 VSS → 7月 VOO → 2022年3月 VGLT → 4月 VOO → 5月 AGG
逃避先の債券が暴落中
デュアルモメンタムでは米国株式が下がったら債券に逃げることになっています。
オリジナルのAntonacci氏は短期米国債を推奨しており、私が参考にした engineered portfolio では超長期米国債を採用しています。
色々あって私は総合債券 AGGを買っているのですが、AGGに乗り換えた半年前から VOOは -4.8%、AGGは -6.4% (いずれも配当考慮済) と、乗り換えた方がリターンが悪くなっています。
大暴落の保険として行っているのでやめるつもりはないのですが、事実としてインデックス放置に負けていることは認識しなくてはなりません。
債券レバレッジファンドを買い増し
米国債利回りは上昇が続いており、2年債は 4.455%、10年債は 4.033% (2022/10/31) と高止まりしています。
今後の見通しですが、FOMCのドットチャートでは、政策金利は2023年の4.62%をピークに下落していくと予想されています。
現在2年債の金利が10年債を上回る逆イールド状態となっていますが、これは市場がFOMCと同様、これから金利が下がると考えているためです。
逆にいえばインフレが収束しない場合は、金利はさらに上昇し、債券価格は一段と下落することになります。
そんな中で私は債券を買い進めていこうと思います。
具体的にはグローバル3倍3分法、USA360を総資産の5%ずつ保有するべく買い増ししています。
現在資産が3400万円程度なので、合計で10%、340万円を購入予定。
既に持っている分が時価 160万円 (ジュニアNISA分含む) 、来年のジュニアNISAで80万円分購入予定のため、残り100万円を3ヶ月程度かけて積み立てます。
ちょうど現金比率が理想の15%を超え、22%に上がっているため資産売却はせず買い進めます。
一気に買わないのは途中で気が変わるかもしれないので😅
FRBがインフレを退治できなければ爆損を抱えることになります。どうなるでしょうか…
ポートフォリオの評価 3457万円 (前月比 -52万円)
先月比 -52万円と、株安・債券安を受けて大きく減少しました。入金分を除けば100万円程度のマイナスになっています。
債券安=金利高騰が落ち着いていないのが一番の要因で、資産配分の主力となっているAGGが1ヶ月で -4%と、高格付け債券とは思えない打撃を受けています。
参考程度にドル建てでもグラフを作っています。
ドルベースだと1年半前と同じ水準で、1年前のピークから15%減少しています。
これまでの予想よりもFIREが後ろ倒しになりそうな感じがします🤮
まとめ
・資産は大幅減、債券安が痛手に
・債券レバレッジを買い増してさらにリスクオンの予定
年末が近づいてきました。私は来年からつみたてNISAを楽天証券 → SBI証券に変更します。
また税金調整のため、含み益が出ているものを確定する予定。
コメント