はじめに
デュアルモメンタム投資は月1回の確認作業が必要で、月変わりに騰落率の計算をしています。
また総資産額をグラフにして、推移を毎月公開しています。
私の基本投資スタイルは以下の通りです。
暴落時の対策として、資産の一部で順張り投資をしている
その順張り投資というのは、資産の25%で
VOO (S&P500)、VSS (非米国小型株) のデュアルモメンタム
を行っています。
デュアルモメンタムのフローチャート
今月の株価、ポジション 債券ホールド変わらず
以下11月末、3ヶ月前、6ヶ月前の株価(価格)を表にしました。
ticker | current (11月末) | 3-mo ago(8月末) | 6-mo ago(5月末) | 3,6mo 騰落率 |
VOO 米国 | 363.31 | 361.56 | 376.47 | – 3.0 % |
VSS 非米国 | 104.96 | 104.05 | 115.02 | – 7.9 % |
AGG 債券 | 97.53 | 100.06 | 102.23 | – 7.1 % |
VOO、VSS、債券 → 債券 (AGG)
VOO < 0%のため、AGG 保有を継続
2021年1月 VSS → 7月 VOO → 2022年3月 VGLT → 4月 VOO → 5月 AGG
債券保有で年越しが確定
デュアルモメンタムでは米国株式が下がったら債券に逃げることになっています。
振り返ると今年は株式市場が冴えなかったため、債券保有が長くなりました。
5月にAGGを買っていますが、もしVOOを保有していたら -3.9%、AGGは -4.7%のリターンでした。
売買手数料や税金を考えると数字以上のマイナスで、結果的に無駄な売買をしてしまっています。
暴落が来ないとなかなかモメンタムは良い結果となりません。
中途半端な下げ+債券暴落で今年はだいぶイマイチな結果となってしまいました。
年末にかけて損益通算 節税のため
みなさんご存じの通り、株式などの売却益、配当には20.315%の税金がかかります。
そのためなるべく損益を0円に近づけると税の最適化ができます。
2022年11月末までの筆者の損益は、
国内株の配当金 + 4.9万円
米国ETFの売却益 – 20.6万円
米国ETFの配当金 + 10.6万円
で、合計+3.2万円の利益となっています。
おそらくAGGの12月分配当が1.5〜2万円くらいなので、5万円弱の利益となりそう。
そうすると含み損を売却する必要がありますが、課税口座で含み損が出ているのは7万円ほど。
この中で5万円ほど損失を確定する注文を出しました。
買い戻すまでの間に上がってしまうのが嫌なので、SBI証券で持っていたファンドを売って、同額を楽天証券で購入しました。
複数の口座、複数の株式などを持っていると、このような小細工が使えます。ご参考までに。
ちなみに米国株は、売却益に関しては現地課税はありませんが、配当は現地で10%課税されます。この10%分は損益通算できず、確定申告で所得に応じて一部取り返すことができます。
逆に米国株配当の10%以外は、国内株や投資信託との損益通算が可能です。
外国株式が特定口座に対応することにより、現地で徴収される税金も、損益通算されますか?
外国株式の譲渡益は、原則、「租税条約」により現地では課税されません。 配当金や分配金は、現地で配当課税され損益通算の対象とはなりませんが、外国税は確定申告することで、二重課税分の一部を控除することができます(外国税額控除制度)。
SBI証券HPより
ポートフォリオの評価 3567万円 (前月比 +110万円)
先月比+110万円と、2ヶ月前の最高値を更新しました。
ドルベースで見ると先月から +23,400ドルと、円安が一服したおかげで大幅に改善しています。
ところで私はFIREをするためにせっせとお金を貯めている訳ですが、最近はリタイアではなく、やりたい仕事を見つけたいという思いが特に強くなってきました。
現状全くビジョンはありませんが、もし幸運にも見つけることができれば、なるべく早くサイドFIREを実行します。
お金を増やしすぎない=やりたくない仕事をしすぎない ことをいつも気をつけていきます。
まとめ
・資産は回復、ドル建てでも
・2022年投資もプラスで終われそう
・節税のために損出し実行
今年は損失が大きいと思っていましたが、計算すると今年も利益が出ていたので嬉しい誤算でした。超少額ですけど😅
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