目次
はじめに
以前おすすめアルトコインをビットコインとの相関の低さから選びました。
そのアップデートと、それぞれの通貨の特徴を付け加えていきます。
私は基本的に効率的市場仮説を信じているので、買おうとしているアセット(資産) の背景を大して調べもせず買うこともあります。
常に現在の価格が適正であり、値動きの予想は不可能と考える。
とはいえ知らないよりは知っていた方がいいと思うので、テクニカルとファンダメンタルを、それぞれかいつまんで書いていきます。
(意外と各アルトコインについて簡潔に説明してくれるサイトもなかったので、皆さんの参考になるのではと思いました)
テクニカルは基本的に前回同様、ビットコインとの相関を中心に見ていきます。
またチャートは前回同様、trading viewというサイトから引用しています。
ビットコインを2-5割持って、残りを紹介するアルトコインに分散する、というポートフォリオを想定しています。
お勧めはしませんが、これなら資産の3-5割を仮想通貨で持ってても、ビットコイン一択よりはだいぶ安定するのではないかと思います。
*これらのマイナー仮想通貨は、多くが日本の取引所では扱っておらず、Binanceなどの海外取引所を使わなければなりません。
また、取引が少ない通貨はスプレッドが大きくなりがちなので、かなり上級者向けだと思います。
おすすめアルトコイン (時価総額順位)
名称と、後ろに時価総額の順位を載せます。
XRP (Ripple) 第7位
・国際送金に特化
・米証券取引委員会による訴訟中
以前はビットコイン、イーサリアムに次いで3番目に大きな時価総額をもつ通貨でした。
他の多くの通貨と違い、中央集権型の仕組みをとっています。
リップル社がXRPを発行し、マイニングと呼ばれる通貨発行の仕組みもありません。
これは国際送金をより便利に、安価にしていこうというリップルの目的によるものです。
ところが米証券取引委員会(SEC)が2020年12月23日、証券法違反で提訴したと発表しました。
中央集権型の仮想通貨は有価証券である、その登録を行っていない、というのが訴訟の概要です。
以降価格は急落し、現在に至るまで他の通貨と比べて上昇はかなり鈍い状態が続いています。
他と違う値動きをするのは好ましい事ですし、今後訴訟が落ち着けば一人勝ちになる可能性もあるので、一角に組み入れるのはおすすめです。
XLM (ステラルーメン) 第11位
・個人間送金に特化
・送金手数料が格安
こちらも中央集権型の仮想通貨です。
2014年7月の登場と、仮想通貨の中では長い歴史があります。
長期保有には安心材料となりますね。
リップルと違い、非営利団体による運営となります。
投資家や利用者に不利な操作を行う可能性は低いと言えます。
ステラの送金手数料は、0.00001XLM (0.1銭程度) と非常に安く、今後の普及が期待できます。
ビットコインと同様にこの数ヶ月の値上がりは大きく、それでいて相関もそこまで高くないため、おすすめです。
EOS 第17位
・ユーザーの手数料が無料
・イーサリアムの牙城を崩す可能性あり
2017年に公開された通貨で、当初はイーサリアムベースで発行されたが、その後独立した通貨となりました。
イーサリアムと同じような機能を持ち、取引の手数料が安く、高速に処理できる、という利点を持ちます。
ドルペッグ(固定)のものを除けば時価総額は15位と、長期保有も可能だと思います。
相関も高くなく、まだ上昇余地が大きそうに見えます。
まとめ
・アルトコインをたくさん買っていくのはリスク分散の観点からおすすめできる投資法
・でもコインの種類多すぎて分かんないよね
・これからちょっとずつ、かいつまんで説明していくよ
今までの中で一番記事を書くために色々調べてます。
結構疲れる、このアルトコインシリーズ😅
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