おすすめ仮想通貨8選と、その特徴②

仮想通貨

目次

前回のまとめ

・仮想通貨内で分散投資したら、長期投資で安定して稼げるのではないか

・でも種類がたくさんあって、何買えばいいかわからない

・おすすめアルトコインをちょっとずつ説明するよ

・ビットコインを軸にしたポートフォリオがオススメ

ざっくりこんなことを書きました。

おすすめ仮想通貨8選と、その特徴①
目次 はじめに おすすめアルトコイン(時価総額順位) XRP (Ripple) 第7位 XLM (ステラルーメン) 第11位 EOS 第17位 まとめはじめに以前おすすめアルトコインをビットコインとの...

前回は3つ紹介したので、今回は残りの5つを書いていきます。

おすすめアルトコイン (時価総額順位)

Atom (Cosmos) 第21位
・ブロックチェーン同士の互換性を持つ
・クロスチェーン技術によって仮想通貨同士の交換が直接可能に
・処理性能の向上

Tendermintという技術によって、DAppsと呼ばれる分散型アプリケーションの作成が容易になりました。

分散型アプリケーションとは、中央管理者がいないサービスの事。ゲームや仮想通貨取引所、仮想通貨そのものなどを指す

また最近イーサリアムで問題となっている、

①スケーラビリティ問題

データ量増加による処理遅延が発生する

②利用手数料の上昇

→0.001ETH(イーサリアム)など、手数料は仮想通貨で支払うが、近年その価格が急騰している

も解消しています。

チャートを見ると、時々相関がマイナスになる事があり、分散の一角としては悪くないと思います。

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Atom/USドル
XTZ(Tezos)  第24位
PoS(プルーフオブステーク)を採用し、マイニングに多量の電力が不要
・アップデートによってDeFi (分散型金融の手数料が75%削減された
・他のコインに比べて、上昇余地がありそう

他の通貨のように、ビットコインやイーサリアムとの相違、改良点という視点で見ていきます。

まずブロックを生成する権利が PoS (プルーフオブステーク)というシステムで動いています。これはコインの保有量によって報酬が決まるというものです。

ビットコインで使われているのは PoW (プルーフオブワーク)という仕組みです。

これは処理性能の高いコンピュータを使う人がマイニング報酬を独占する、また膨大な電力を消費する、といった問題が出ています。

これらを解消するための仕組みをとっています。

詳しくはLPoS (リキッド・プルーフオブステーク)というのですが、ここでは割愛します。

次にイーサリアムは DeFi (分散型金融)分野で主要なフォーマットとなっていますが、近年手数料の高騰が問題となっています。

XTZ202011月のアップデートでこの手数料を約75%削減しました。

チャートを見ると、順調に上値は切り上げているものの、上昇幅は比較的落ち着いています。

ビットコインとの相関が低い時もあり、両方の保有で分散効果が得られそうに見えます。

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XTZ/USドル
NEO 第25位
・中国版イーサリアム
・多くの開発プログラミング言語に対応
・所有者全員がマイニング報酬を受け取れる

イーサリアムと似た機能を持っており、スマートコントラクトが使えます。

またNEOは多くのプログラミング言語に対応しているため、多くの開発者、利用者が集まる事が期待できます。

イーサリアムは単一言語しか対応していません。

NEOにはビットコインのような、誰もが参加可能なマイニングシステムはありません。

その代わり、マイニング報酬を全員が受け取る事ができます。

チャートを見ると、最近は上昇が大きく、ビットコインとの相関も強くなっています。

中国という地政学的リスクも考えると、おすすめしづらくなっています。

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NEO/USドル
VET (VeChain) 第27位
・物流の追跡、管理を一括で可能にする
・中国人発明のコインで、中国の経済特区 (貴安新区で使用されている
・プロジェクト側によってマイニングの権限が与えられる、中央集権型のシステム

VeChain は物流管理に特化した仮想通貨です。

ブロックチェーン技術によって、製造から輸送、品質管理、販売管理などの追跡・管理を可能としました。

これによって消費者が商品の生産、輸送、販売に関して簡単に把握できるようになり、品質向上、偽造防止に役立つと期待されています。

実際に中国では運用実験が行われています。

ビットコインと違い、自由にマイニングが認められているわけではなく、VeChain財団から認められた少数の人だけが行なっています。

チャートを見るとビットコインとの相関は高すぎず、まだ上昇余地は大きそうに見えます。

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VET/USドル
MKR (Maker) 第36位
・ペッグ(固定)通貨であるDaiの価値を証明する通貨
・代表的なペッグ通貨Tetherよりも客観的信頼性あり
・将来他のペッグ通貨に利用される可能性あり

最も大きなドルペッグ仮想通貨(ステーブルコインとも言う)Tetherですが、これはTether社が管理しており、客観的な信頼性は長年の議論の的となっています。

一方MKRはイーサリアムを基にしたスマートコントラクトによって、その価値に客観性、信頼性持たせています。

ドルと同様の価値を持つ仮想通貨はさまざまな取引で必要ですが、Tetherが抱えている問題を解消しているのは価値が大きいと思います。

問題点としては、担保としてイーサリアムを使っているので、イーサリアムの信用性や地位が落ちた場合、MKRも価値を落とすリスクがあります。

チャートを見ると持ち合いから上抜けしてくれそうな予感もします。

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MKR/USドル

まとめと今後の予定

2回に分けて8つのアルトコインの特徴を説明した

・これからもアルトコインまとめを書いていきたい

・仮想通貨 (BTC, ETH) のデュアルモメンタム投資もバックテストしてみたい

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