はじめに REITはポートフォリオの大事な要素
長期投資をしている方なら分散投資の重要性はよくお分かりかと思います。
広い地域に分散された株式、債券、ゴールドなどのコモディティ、そしてREIT。
REITについて基本的なこと、実際に買う際のおすすめファンドについてはこちら↓
J-REIT、海外REITのおすすめは?手数料を比較、注意点も
はじめに REITとは
REITとはReal Estate Investment Trust の略称で、不動産投資信託と訳されます。
実物不動産を証券化した商品で、高い利回りのため特に個人投資家から人気があります。
不...
今回はREITが株式に比べて出遅れており、投資タイミングとして良いかと思ったので、紹介したいと思います。
なお既にあるべき比率でREITへの投資をしている方は、そこから変更する必要はありません。
REITと株式の値動き比較
国内:J-REIT(1343)とTOPIX(1306)
海外:先進国REIT(2515)とS&P500(2558)
海外:先進国REIT(2515)とS&P500(2558)
の1年チャートで比較します。海外の方は円建ての株価での比較になります。
以下グラフは全てTradingViewで作成
J-REIT(1343)とTOPIX(1306)
先進国REIT(2515)とS&P500(2558)
いかがでしょうか。国内、海外ともにREITが大きく出遅れているのがわかります。
特に今年に入ってからのJ-REITの出遅れが強く、株式が歴史的な上昇を見せる中、逆に下落しています。
J-REIT(1343)とTOPIX(1306)年初来
J-REITを新規買いの予定
世界の市場全体に占める割合が非常に低いため、私はJ-REITを持っていませんでした。
海外REITは当初資産の5%を占めていましたが、最近の株価低迷で3.5%程度まで下がっています。
ところがこれだけ値動きに違いがあると投資する価値を感じます。
相関が弱い資産を持つことで、ポートフォリオ全体のリスクが下がるため
全資産の1〜2%を目安にJ-REITを買い進めようと考えています。
まとめ
・REITの出遅れが顕著
・海外REITも割安だが、特に国内REITが弱い
・株式との相関が低いのは資産として優秀
・筆者は国内REITを買う予定
・海外REITも割安だが、特に国内REITが弱い
・株式との相関が低いのは資産として優秀
・筆者は国内REITを買う予定
資産規模の観点からは、海外REITをメインにして、REIT全体で資産の5%以内がおすすめです。
参考になれば。
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