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はじめに テスタさん、短期投資について
YouTubeで投資家の動画を観るのがずっと好きで、色んな方を見ています。
以前、風丸さんというYoutuberの話をしましたが、今回はテスタさんという個人投資家をご紹介します。
この方はスキャルピング (デイトレードの中でも更に期間の短い売買) を中心に資金を増やし、現在40億円もの資産を築いているそうです。
成金のいやらしさもなく、為になる話をされています。
1分程度の切り抜き動画が多いので、気軽に見られます。
そんな彼の動画を観て、やっぱり短期トレードって夢があるよね、と思ったので、今回は短期トレードとの向きあい方について書いてみます。
既に1回書いているのですが、今回は少し短期投資側に寄せて書きます。
短期トレードはインデックス長期投資に敵わない
以前書いた通りですが、短期トレードは、長期投資に比べて
・取引手数料が高くなる
・ゼロサムゲームである
・しかもごく一部の天才が大勝ちし、ほとんどの人は負ける
というフィールドなので、やっても資金の1割までにしとけと言いました。
この考えは全く変わっていません。
ではなぜ負ける可能性の高いトレードを勧めるのでしょうか。
一度は短期トレードをした方が良い理由
手軽に大儲けできる可能性がある
10億円以上の資産を作る方法として、最も手っ取り早いからです。
起業、スポーツ、芸能人、玉の輿…
他に何かあるでしょうか。
上の職業に比べて、トレードは元々の素質や才能が必要ありません。
初期投資もパソコンと数十万の資金で始められます。
そして買いや売りのボタンを押すのみ。
やってみてダメだったらやめればいいだけです。
結果がすぐにわかる
デイトレならば、1〜2ヶ月あれば自分のやり方が正しいかどうか、ある程度わかります。
一方私がやっているデュアルモメンタム投資は、インデックス保有を上回ろうとやっています。
この結果がわかるのは数年以上かかります。
仮にダメな手法だと判明した場合、それを取り返すのが非常に難しくなります。
インデックス長期投資の価値がわかる
短期トレードがうまくいった場合は、その人にとって年5%程度の長期投資はあまり価値がありません。
逆に短期で結果を出せない大多数のプレイヤーは、長期投資の優秀さを思いしらされることになります。
そのような経験があれば、より強いホールド力を持つことができます。
短期トレードをするのは大学生までが良い
短期トレードはゲームと同じようなものなので、社会人経験や金融理論など大して知らなくてもできます。
大人になって、まとまった資金でやってしまうと大きな傷を負うので、中学から大学生の歳でチャレンジしたら良いと思います。
例えば50万円を渡して自由にさせる。
やりたくないなら長期投資にでも回せば良い。
99%うまくいかないので、その失敗を活かして、社会人になったら腰を据えて長期投資を行う。
自分はもうやらないけれど…
テスタさんの動画を観て、
株で儲けて大学卒業するまでに2億儲けるんだ、そしたら就職しなくて済む!
と考えていた高校生の頃を思い出しました。
私の失敗は長期投資を始めるのが遅かった事で、それはトレーディングをダラダラと続けてしまったからでした。
子供にはそのような失敗をさせない為に、最も良い投資との付き合い方を考えてみました。
まとめ
・短期投資はほとんどの人が失敗する
・それでも若い時に失敗を経験するのは大事
・子供にはトレーディングをやらせてみたい
テスタさんは具体的な手法については語っていません。
でも根幹の部分はとても勉強になりました。
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