長期米国債ETF 2621 の投資妙味が増している

債券

はじめに 円安、金利上昇が続いている

米国の金利上昇、円安が進行しています。

米国の10年長期金利は3%を超えてきており、過去10年の最高水準にあります。
(金利上昇 = 債券価格低下)

 

また執筆時点の6月7日には、1ドル132円後半まで円安が進行しています。

さて歴史的な下落が続いている債券ですが、日に日に投資妙味が増していると感じているので、今回ご紹介させて頂きます。

2621を改めて紹介

今回おすすめの債券は、iシェアーズ米国債20年超ETF(為替ヘッジあり) (2621) です。

こちらは1年前に記事にしていますので、ファンドの詳細は以下をご覧ください。

長期米国債ETF 2621  はおすすめ!出来高が増えて買いやすくなってきた
目次 はじめに 株式と相性の良い債券は長期米国債 iシェアーズ米国債20年超ETF(為替ヘッジあり) (2621)について マーケットメイクについて 為替ヘッジあり、のみが上場している 為替ヘッジありと...

この記事以降も下落は続いており、価格は2020年10月の初値2,514円から6月7日の 1,717円まで、-32%の大幅下落となっています。

ちなみに為替ヘッジがちゃんとできているのか、本家TLT と比較したチャートが以下になります。

きれいに一致していますね。

最近になって価格の乖離が起きているのは、金利差に伴うヘッジコストの上昇と考えられます。

 

このETF 2621 は、

金利上昇は落ち着いた / もうすぐ落ち着くだろう
円安が行きすぎている

と考える方にとって、最高の投資先となり得ます。

 

債券価格は、償還期限 (duration) が長いほど変動が大きくなります。

かなり値動きの激しい商品ですが、株式と併用して持つ価値は大いにあると思います。

 

株式8割、長期債券2割が私のおすすめポートフォリオです。

株式100%よりもリスクの低減、株式債券50%ずつよりもリターンの向上が期待できます。

ご参考までに。

まとめ

・金利上昇、円安の進行が止まらない
・為替ヘッジありの2621がおすすめ
・この流れが落ち着くと考える人はぜひ

2621のリスクが大きすぎると感じる方は、外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)2512もおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました